DAY2 【託されたもの】 07


金太郎:「よーし、ほなゆっくり話が聞けるな」

トム:後の尋問は任せた金太郎。

小鈴:「ねぇ……この人、何者?」

金太郎:「敵や、敵」

GM:ロープは……マコが持ってそうだね。

マコ:「こんなこともあろうかと」

小鈴:「あわわわ……」

マコ:「釘は何本使います?」

小鈴:「つ、使わなくていいよ、釘っ」

金太郎:「打ちつけとかんと暴れるからな……って何でやねん。縛るだけ、縛るだけ、な」

小鈴:「病院内でこんなことしてていいのかしら……」

GM:じゃー、男は意識を取り戻したよ。

トム:釘を打つ直前に気がつく男。軽く舌打ちするマコ。

金太郎:「さーておっさん」

コートの男:「お、おっさんではないぞ!」

金太郎:見た目どう?

GM:若いけど髪がちょっと薄い。

金太郎:どうでもええわ。

小鈴:「何者ですか、一体」

マコ:「何者ですか、一休」

金太郎:「そこ、意味不明なこと言わない(笑)」

GM:あわてないあわてない、ひとやすみひとやすみ。

コートの男:「わたしは……<クリムゾン・エッジ>の一員だ」

金太郎:「ほうほう。なるほどな」

コートの男:「知っているのか!?」

金太郎:「知らん。なんやそれ」

小鈴:「金太郎(びしっ)」

金太郎:「ナイスつっこみや、小鈴(びっ!)」

小鈴:「いいから(笑)」

金太郎:ノートに取っとこう。

コートの男:「<クリムゾン・エッジ>は<THOUSANDS OF DAGGERS>を追う。そして<能力者>を追う。……お前たちは逃げられない」

トム:「それはどうかな」

金太郎:「言うてる意味が分かりません」

小鈴:「意味が分かんないよ……」

コートの男:「とぼけても無駄だ」

トム:「俺たちは逃げも隠れもしないぜ」(金太郎の後ろで声真似して)

金太郎:すぱぁん! と。

マコ:「千之ダガーというのは千之ナイフと似たようなものなのかな」

金太郎:「まぁ、そうやろうなぁ? なんや、そのサウザンドレッシングやのうてなんとか言うのは」

コートの男:「……本当に知らないというのか? まあ、いい。いずれ分かるさ。……がく」

金太郎:「あら、おっさん? おーい」(ぺちぺち)

小鈴:「あらら」

GM:とても満足した顔で死んだフリ。

トム:「死んだフリしても縄は解かないぞ。むしろ釘を打ち付けるぞキンタマ袋に」と耳元で囁く。

GM:袋がきゅっと縮みそうだ、それは。

金太郎:ほな、生え際の髪の毛を1本ずつ抜いていこう。

コートの男:「や、やめろ!」(あせあせ)

金太郎:「ほーれいっぽーん、にほーん」

コートの男:「やめんかー!」振り払った拍子にブチブチっと。

金太郎:「ああ、数え切れないほど抜けてもうたがな」

コートの男:「ふん、<能力者>とはお前たちみたいなヤツらのことさ」

小鈴:「わたし、含む?」

トム:「俺は普通の人だ(えっへん)」

小鈴:「わたしも普通の人…………だ……」(自信なさげ)

金太郎:「お前ぇ? いっぽーん、にほーん」

コートの男:「やめろと言っている!」

金太郎:「口の聞き方知らんやっちゃなー、さんぼーん」

小鈴:「抜けた分はマジックで描くから安心してね」

トム:「頭も真っ赤に染めてやろうか?(ニヤニヤ)」

コートの男:「や、やめろぉうううううー!!!」

金太郎:「やめてください、やろー、よんほーん」

GM:そろそろ周りが気づくぞ(笑)。

金太郎:「小鈴、部屋に誰も来んよう見張っといてや」

小鈴:「わかった、任せて」

金太郎:「ほな、さうざん何とかってなんや」

コートの男:「<THOUSANDS OF DAGGERS>は上の方が欲しているものさ……です。梅中エンジが持っているという情報があって……まして」

金太郎:「ほうほう。で、それをわいらが受け取ったと」

コートの男:「そう聞いている……います」

金太郎:「残念ながらそんなん受け取ってへんもんなぁ」

トム:「記憶にございません」

金太郎:「小鈴、トム、どうや?」

小鈴:(ドアの近くから)「持ってないなぁ」

トム:「持ってたらせめて売ってやるのにな」

金太郎:「ほれ、そういうこっちゃ。何でわいらが受け取ったと思うんや?」

コートの男:「じゃあチャーリーとかいうガキか? それともケイとかいう小娘か?(ぼそぼそ)」

金太郎:「勝手にしゃべるなや。いっぽーん」

トム:「ケイタンに指一本触れてみろ〜俺のダイナマイトパンチが火を吹くぜー」

GM:……つーか、マコには聞かないんだ(笑)。

金太郎:そういやいたんだった。

マコ:鞄から怪しげなものを次々に取り出しているからじゃないのか。

金太郎:「マコはー? 持ってるかー?」

GM:それっぽいものはいっぱい。

金太郎:「……聞くだけ無駄か」

GM:男が知ってることはこれぐらいかなー。

金太郎:いや、まだある。「どんなヤツや、さうざん何とか」

コートの男:「……ダガーだ。文字通り」

トム:ドレッシングじゃないの?

金太郎:「ダガーって、あれか、ナイフみたいな」

コートの男:「そう……でぅ」

金太郎:「ダガー"だ"?」

コートの男:「でしたぁ!」

金太郎:ふーむ。自分の荷物を調べてみよう。

GM:それっぽいものはないよ。

トム:俺も……って自分の家まで帰るの面倒だな。

金太郎:トムは帰ってから調べてくれればええわ。

小鈴:「わたしも一応みてみるね」部屋に戻って調べてみます。

GM:下着が足りないぐらい。

小鈴:ワタシノデスカ。

GM:はいな。

小鈴:「ええと……この病院、防犯はもっと気をつけたほがよさそうだね……」

金太郎:「そやなー、こんなワケの分からんのを通しちゃなぁ」

マコ:鞄の中にあるナイフで襲撃者Aの腹を刺してみるか、一応。

GM:やめれ。

マコ:大丈夫手品用のだから。

GM:赤い血ノリが出るナイフ。刃はひっこまない。

金太郎:「あとは……名前住所年齢職業は?」

GM:免許書があったことにするか。日本人です。名前は佐藤でも田中でも。

金太郎:それもメモっておこう。

GM:29歳。独身。足立区在住。コードネームはトミー。

金太郎:ジンとかウォッカやないんや。

GM:まあ、そんなかんじで身元も割れました。

小鈴:ふむふむ。

金太郎:「ほなもうひとつ。──能力者を追う、ってのは何でや」

コートの男:「さあな。欲してるのか排除したいのか。そこまでは知らんません」

金太郎:「……まだ抜くかぁ?」

マコ:「ファンなんじゃないかしらん」

金太郎:「なるほど、追っかけか……。──よっしゃ、他に聞きたいことあるか?」

小鈴:「特に思いつかないけど……。迷惑な人……」

トム:どうやってこいつの口を封じるべきか。

GM:ポッケに入ってる小鈴の下着でいいのでは?

小鈴:(爆)

トム:そういう意味じゃなくして。

小鈴:「……っ、……ああぁぁぁぁぁぁ、っ、その下着っっ!」

マコ:おかあさんのだ。

金太郎:ママの下着でフィーバーしなよ、と。

小鈴:(ばっと奪い取って)「…………ケーサツに突き出そう……」

金太郎:それをかすかに目で追った後、「お前なにしとんねん!」

小鈴:「サイテーっ、こいつサイテーっ! うわあぁん」(泣き出す)

金太郎:「アホ! やっていいことと悪いことがあるやろ!」

小鈴:じゃー、この男は下着ドロボウの罪で警察に突き出すということで。

金太郎:そやな。それがないと突き出しにくい。

GM:てことで一件落着、と。

金太郎:ほな、けーさつのおっさんに突き出して。

GM:知り合いがいたりするのかな。

金太郎:「こいつ頼んまっさー。なんや妙なこと口走りながら変態行為しよった」

刑事:「うーす」

金太郎:えらく簡単やな、おい(笑)。

小鈴:(笑)

GM:やる気のないヤツなのだ、きっと。

金太郎:「もうちょっとしゃんとせぇや、いつまでたってもまともな仕事させてもらわれへんでぇ」とえらそうに。

刑事:「お前が俺の事件を解決すれば問題ない」

金太郎:……涼のようなヤツ。「それはわいの手柄やけどなー」

刑事:「未成年だからダメだ」

金太郎:「関係あれへんがな。ほなよろしゅー」

刑事:「うーす」


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