DAY2 【託されたもの】 06


GM:さて。時間はそろそろお昼を回る頃だ。

金太郎:せやろな。

マコ:腹減った。

金太郎:「飯食うか」

GM:昼ごはんが配られてるよ。

マコ:病院のくさい飯は……。

金太郎:くさいのか。

マコ:独特のにおいがする。子供の頃よくがまんできたもんだ。

GM:マコにはないから安心していいよ。トムにもね。

金太郎:実際には食べたことあれへんから分からんなぁ。

GM:さ、安楽椅子探偵は何を調べるのかな。

金太郎:バレたか(笑)。

小鈴:(笑)

マコ:新聞をまた調べてみるか。

金太郎:しかし、情報源がもう少ないしなぁ。

小鈴:何もしようがないなぁ。

金太郎:3面記事程度なら、テレビでももう何もやってへんやろうし。

小鈴:明日まで待つ、とかしか思いつかないよ。

GM:じゃあ夕方までまったりと時が流れてよい?

小鈴:はい。

金太郎:あ、ちょっとまって。

GM:ほいほい。

金太郎:夕方まで時間流れんのなら、寝てみようという案が。

トム:「そういえば! ケイタンはどうなったんだ?」

金太郎:「タン言うな(笑)」

小鈴:「けいたん(笑)。そんな仲になったんだね(笑)」

金太郎:「その辺はチャーリーからなんか連絡入るやろきっと」

小鈴:「その辺は彼に任せておこう」

トム:どっちかというとプレイヤーとして気になる。

小鈴:入院はしてないんだから無事なんじゃないかな。

GM:もうこの世にいないけどね(ぼそっ)。

金太郎&小鈴:ぐは。

トム:マジかい(笑)。

マコ:新聞に書いてある。

金太郎:あんた悪魔や!

小鈴:鬼だ!

GM:(ニヤリと笑い)それはさておき……金太郎寝るの?

マコ:金太郎と寝るの?

金太郎:ノートとペンを用意して……ってええんかな。

小鈴:ええよ。

金太郎:ぬおお。

小鈴:一緒に、じゃない(笑)。

GM:さあ誰と寝るのだ金太郎!

トム:「イヤン」

金太郎:誰と、かいな(笑)。

GM:じゃあ誰が寝るんだ金太郎!

マコ:しかたないのでお人形を貸してあげよう。

金太郎:いや……悪いがこれはええわ。

GM:で、どないするのー?

金太郎:ノートとペンを用意して寝てみる。なんか描けるかも知れん。
 

 金太郎は『眠っているときに<敵>の姿を描ける』という特殊能力を持っているのだ。
 

小鈴:わたしは普通に入院生活〜。

GM:生徒会費で買ったメロン食べたり?

小鈴:だね(←肯定するのか)。

GM:じゃー金太郎、サイコロを振ってみるのだー。

金太郎:(コロコロ)おお、03!!!

GM:それは素晴らしい!

金太郎:見事に描けた。

GM:では、絵の内容を教えてあげよう。

金太郎:また加藤チャゲやったらイヤやな。

GM:絵に描かれているのは……サングラスをかけた男(笑)。コートを着てる。

金太郎:「ぬぉ、これは加藤チャゲ!」

小鈴:「それは、何っ(笑)」

金太郎:「お、小鈴。こんなん出ました」

小鈴:「なにかな?」

GM:ちょっとデコが広い長身のサングラスコート男の絵。

小鈴:「これ…………、マトリックス?」

金太郎:「こいつが今回の事件に関係あるで。──そうや。29日、チャーリーの別荘のそばにこいつがおるんを見かけた」

小鈴:「そうなの? 妖しげな光って、その人と関係があるのかな?」

マコ:「デコが広いところが」

小鈴:「それは違うと思う」

金太郎:「ふふーーん、もろた! もろたでこの事件!!! この能力を手に入れたわいに、解決不可能な事件はないんや!!!」

小鈴:「そ、そうなんだ……(笑)」

マコ:「あやしい」

金太郎:「……とでも言っときましょかー」

GM:と、そのときドアをノックする音が。

小鈴:「はーい、開いてますよー」

マコ:「開いてないのか」

GM:ではドアを開けて、まさにその絵の通りの男が入ってくる。──そのコートは黒ではなくて、血のような深紅だけど。手には花束を持っている。

金太郎:赤……? そっか、ペン一本やから色は分からんか。

トム:殺気があるならファイティングポーズ。

コートの男:「こんにちは、成瀬君。お見舞いに来たよ」

金太郎:「貴様! ようのこのこと現れよったな! このわいはすべてお見通しやで!」

コートの男:「……ほほう?」

金太郎:「……あん?」

マコ:「なにをおみまいされるのだろう」

小鈴:「……あの、どちらさま?」

コートの男:「……またも我々をおちょくるつもりか」

小鈴:「えっ、えっ、なになになに、何なのっ」

金太郎:「……何なんやコイツ。トム、逃げ道ふさいどけ(こそこそ)」

トム:んじゃ出口の辺りに立って、いつでも動けるように爪先立ち。

コートの男:「今日こそはアレを渡してもらうぞ」

金太郎:(ワケの分かんないまま)「そうは行くか! 柔道チョップ!」

GM:よける! ──ってなんで柔道でチョップやねーん!

金太郎:「柔道チョップ! 柔道チョップ!!!」

GM:ウソップ輪ゴームみたいのはやめろー!

金太郎:「柔道キーック! ……はぁはぁ、なかなかやりよるな」

トム:オースティンパワーズっぽいな。

金太郎:あたり(笑)。

マコ:まんまじゃないか。

コートの男:「なんのママゴトだ、それは」

マコ:「アレってなんだろう」

金太郎:「なんやろうな、そういえば」

マコ:「ヒョンヒョロとかかな」

小鈴:「話が見えない……」

コートの男:「お前たちの誰かが梅中エンジから預かったのは分かってるんだ。さっさと渡せ!」

金太郎:「どーでもええけど、そのコート何とかならんかったんかなぁ」

マコ:「赤い皮膚なんじゃない」

金太郎:「怖いわ(笑)」

GM:では一番弱そうな小鈴を人質に取ろうと近づこうかしらん。

小鈴:あう。

金太郎:「ちょいまてー!」

小鈴:「こ、来ないでっ」(トムの後ろに)

金太郎:がーん。

トム:え、俺の後ろってことは後ろから急所攻撃できないじゃないか。

小鈴:そんなの知らない(笑)。何か強そうだからトムの後ろ。

コートの男:「さあ、いい子だから、渡せ。<THOUSANDS OF DAGGERS>を」

金太郎:「さうざんず? なんや、ドレッシングやったらそんなもんどこのスーパーにも売っとるやろうに」

小鈴:「金太郎っ、ナースコールっ!」

トム:「その必要はなーい!」と叫んでダッシュ。懐からチンを狙うぜアッパー。

小鈴:はぅ。傍から離れないで〜。

トム:いや、どうせGMのパターンだと華麗に避けるだろ。

GM:え、避けませんよ(笑)。

トム:え、マジですか?(笑)

GM:にゃはは。トムのパンチはきれいに入るよ。

トム:……参ったな。脳震盪の判定でもしてくれ。

GM:じゃあ、ふらふらして、ぱたん。

トム:うまく倒れたらふんじばる。


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