DAY2 【託されたもの】 05


 というワケで、再び病室である。
 

利迎院:昨日おととい何してたかの『記録』は、図らずもあるわけだ。

金太郎:しかしわいらは知らんからなぁ。

チャーリー:ボクだって知りマセンネ〜。

金太郎:で、今後の対策やな。

小鈴:やな。

GM:練ってくれたまへ。

金太郎:「そうやチャーリー。自分とこの別荘が被害に会うたんやから、家に聞いたらなんか分からへんか?」

マコ:家はそんなこと教えてくれません。

金太郎:うちの人、やな。

チャーリー:「Oh、そうデスネ〜、セバスチャンに聞いてみましょう」

GM:……別荘が被害?

金太郎:あれ、ちゃうん?

チャーリー:……って、あ、そうか。新聞の三面記事でそう言われてるだけデスカ?

GM:N県で謎の怪光線。各地で地震。別荘が被害を受けたとはどこにも。

チャーリー:……別荘がどうなったかは、分かんないわけデスネ。

GM:そうだね。

金太郎:まぁでも何か分かるやろ。運んできたのはチャーリーんとこのヘリやし。

チャーリー:でも、地震があったのなら別荘の状況が心配ですね〜。雪山だから、下手したら雪崩が!

GM:その可能性は否定できないな。

マコ:雪山だから、屁をしたら雪崩が!

小鈴:でも身体的に怪我ないよ。なんで入院してるんだろ。

マコ:心に問題があるとか。

小鈴:なるほど。

GM:突然ぱったり倒れて意識不明になったから担ぎ込まれたのだよ。で、昨日(1月2日)に意識を取り戻した。

金太郎:この3人だけ、倒れたんやな。

GM:うん。

小鈴:なるほどどど。

金太郎:──そういうことが、チャーリー家から分かると。

GM:そうだね。詳しいことは聞かせてもらえなかったけど、と電話で答えるセバスチャン。

金太郎:でも、昨日の分の記憶もない、というのは、ほかの連中も同じか。

GM:「別荘はしばらく使えないな」と育郎おじさんが言ったとか言わなかったとか。

チャーリー:なんで詳しく教えてもらえなかったんデスかね?

マコ:意地悪だから。

金太郎:チャーリー相手ならありうるな。

GM:「なるべく早く忘れるべきだ」と言ってたとか言ってないとか。

小鈴:うぁ。

利迎院のプレイヤー:──すまん、そろそろ時間が限界だ。今日はここまでにしたい。

チャーリーのプレイヤー:ボクもデース。

GM:んじゃ、別行動するように話を持っていってから、退席してね。

利迎院:(ちょっと考えて)この病院はでかいのかね?

GM:でかいよ。

利迎院:敷地内を見て回ろうかな。「……ちと、城内を見てみたいのだが……どなたかに許可を取り次いではもらえぬか?」

金太郎:「じょうない……」

トム:「俺もそろそろロードワークを……」

利迎院:一応、金太郎に頼む。

金太郎:「あー、散歩やね。看護婦さんに言うたらええよ」

利迎院:「かんごふ?」

小鈴:「白い服を着てお世話してくれるおねーさん」

金太郎:「そこ出てな、右曲がってまっすぐ行くと、『ナースステーション』があるから、そこの人に言うんや」

利迎院:「……やるだけやってみよう。右で、直進、だな」
 

 てことで、ひとりナースステーションにいく利迎院。
 

利迎院:(看護婦に)「……して……この城中は一人で歩き回ってよいのですかな?」

看護婦:「ほんとはダメですけど……まあ、病院の中でしたら。病院から外に出たらダメですよ。あと、何かあったらすぐにナースを呼ぶこと」

利迎院:「なあすをよぶ?」

金太郎:ボタンを押すとナースコールできて居場所も分かる便利な機械もあるで。

看護婦:「お手洗いとかでもボタンがありますからそれを押して……」

利迎院:「なあす殿に取り次いでもらえばよいと言うことですかな?」

看護婦:「……まあ、そう、ですね」

金太郎:やりにくいやろうな(笑)。

看護婦:「他の患者さんの迷惑にならないようにしてくださいね」

利迎院:「家中の方がつかぬということであれば、なにか許可証のようなものがあった方がありがたいのだが……」

看護婦:「……わかりました。わたくしがお供いたしましょう」

利迎院:基本的に戦国時代、他家の人間に城中をうろうろされるのは決して許されることではない(機密などの問題もあるので)、という常識の元の言動なので。

GM:そしてワケのわからなくなった看護婦さんは自分がついてまわることを決意。

利迎院:(看護婦に)「かたじけない」

小鈴:心の中で小鈴応援。看護婦さん、がっつ。

利迎院:そして階段や壁を仔細に眺めたり、触ったりしながら退場、ということで。

金太郎:おう。

チャーリー:ボクもそろそろ。

GM:別行動の理由は?

チャーリー:金ちゃんたちは一応入院してないといけないわけだし、動き回れる範囲での調査をしておいてもらわないといけないから。

金太郎:ちゃんと会話しようやチャーリー。てことで……「さーて、この事態をどうしようかな。この分やと、明日になったらまた忘れとる可能性があるで」

小鈴:「わたしたちは外に出て行けないんだよね……」

金太郎:「そうや、入院中、っちゅうことになっとるからなぁ……」

小鈴:「だったら、病院外に情報収集しにいくときは、誰かにお願いしたいよね」

チャーリー:「Oh、ならばボクがいきましょうか」

小鈴:「別荘のことなんか、チャーリーの方が聞きやすいと思うし、お願いしていいカナ」

金太郎:「お、そうやな。別荘とか、親戚とか、チャーリーの方がええな。別荘がどうなったか、あの別荘にいた他の人らーはどうやったか、聞いて、メモ残しといてくれるか」

小鈴:「よろしくお願い♪」

チャーリー:「ワカリマシタ、別荘のことはボクに任せておいてくださいネ〜!」

金太郎:「おう、頼むでぇー!」

チャーリー:ということで、一度家に帰りマース。

金太郎:「ほな、頼むでー」


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