マコ:む。
利迎院:マコは今どこにおったかね
GM:マコは自宅では。
金太郎:とぅるるる。
小鈴:とぅるるるる。
セバスチャン:「もしもし、あたしセバスちゃん」
金太郎:「……は?」
小鈴:がーん。
金太郎:ネタを用意すな(笑)。
セバスチャン:「──はい、土屋でございます」
金太郎:「……えーと?」
セバスチャン:「その声は金様ですかな。セバスちゃんですぞ」
金太郎:「ああ、さっきんは空耳やったか。つーか、金さま言うな言うとりますがな」
GM:じゃあ、かわいく金たま♪
金太郎:キューって感じになるな。
マコ:じゃあ、ふぐりんで。
金太郎:原型ないやないか。
セバスチャン:「ぼっちゃまに何か御用ですかな? セバスちゃんはこれから実家へ帰る準備をしようかと思っておりますが」
金太郎:「ああ、そうです。チャーリーはおりますか?」
セバスチャン:「いるにはいますが……今ちょっとヘコんでおりまして」
マコ:ヘコー。
金太郎:「またかいな……。今度は何があったんや」
セバスチャン:「セバスちゃんがちょっと地を出したらもう……。──そうそう、金様たちもケイ様にお会いになられたそうですな」
金太郎:「地……。ああ、そうです。そのことでなんですけどね」
セバスチャン:「いやー、セバスちゃんもお会いしたかったですぞ。ご幼少の頃から目鼻立ちのしっかりした方だったので、さぞ美人になったことでしょう」
小鈴:(この人、こんな人だったっけ……)
セバスチャン:「ぼっちゃまと同じなので気が会うと思っていたのですが……残念なことに」
利迎院:(金太郎の方を見て)「…………電話とはかように疲れるものなのか?」
小鈴:「相手によってるだけだと思うの」
金太郎:「ああはい、それはそれで。ええと、別荘でいったい何があったのか、わいら何や記憶喪失とかなってて、覚えてへんのですよ。それで、何があったのかなーと」
セバスチャン:「何、とは? 婚約破棄のことはご存知ではない?」
金太郎:「そんなんちゃいます。殺人事件があったでしょうが!!」
セバスチャン:「ああコロシですか。そういえばそのようなお話もあった気も……。自分のシマのことでないとどうも疎くていかんですなあ」
利迎院:なにもんだ(笑)。
金太郎:(……専門用語……)「あー、つまり、よく知らないと」
セバスチャン:「平たく言えばそうなりますな。一応ぼっちゃまの心配をするそぶりで精一杯でしたので」
金太郎:「ほなあのー……、チャーリーに、調べとくよう伝えてもらえませんかね、その辺のこと。今度は即行で」
セバスチャン:「分かりました。それをお伝えして、実家に戻ることにいたします」
金太郎:「実家でっか。坊ちゃまの心配のそぶりはええんですか?」
セバスチャン:「……もうええんじゃ、どうでも(ぼそ)」
金太郎:「……そん気持ちは分からんでもないけど(ぼそ)」
小鈴:うんうん。
金太郎:「ほな、最後に。婚約破棄って何でんの?」
セバスチャン:「ケイ様側から、突然の申し出がありましてな。祖国の方へ戻るとかで、婚約の話はなかったことに、と。元々本人同士には内緒の取り決めでもありましたし」
利迎院:母国はどこであったか。
GM:米国の血が混じっているはずなので……そちらではないかと。
セバスチャン:「ぼっちゃまに伝えるべきか、悩んでおるとこですよ」
金太郎:「ケイちゃん婚約しとったんですか」
セバスチャン:「おや、お聞きでなかったですか。………………おお、そりゃ、ぼっちゃまにもまだ言ってませんからなあ。ふぉっふぉっふぉ」
金太郎:「何でチャーリーに伝えるのに悩むんでっか?」
セバスチャン:「許婚がいたという喜びと、それにフラれた悲しみ、どちらがよいかと思いまして」
金太郎:「許婚……。(やっと話がつながった)え、チャーリーとケイちゃんがでっか? うお、マジですかー!?(受話器を離して)小鈴! えらいことやで、チャーリーとケイちゃんって、許婚やったらしいで!!!」
小鈴:「ええっ、許婚っ」
金太郎:「そやねん、許婚やねん!!」
小鈴:「それって、それって……きゃーっ」
金太郎:「きゃーっ!」
小鈴:「二人はそういう関係だったってことっ(ドキドキ)」
利迎院:「……二人とも、きゃーっと言うほど若くもなかろう」
金太郎:「せやけどなんや破棄されたとかやけどな……」
小鈴:「破棄……。チャーリー、さすがだね。こんなところでキャラクターを崩さないね」
セバスチャン:「あの、金様、このことはぼっちゃまにはくれぐれもご内密に……」
金太郎:「あー、はい、分かりました。ほな、別荘の事件調査の件、頼みましたで」
セバスチャン:「はい。それでは、ごきげんよう」
金太郎:「はいどうもー」 ガチャン 「……あのアホはホンマもったいない」
小鈴:「チャーリーは何か言ってた?」
金太郎:「いや、チャーリーはなんや鬱らしゅーて、セバスちゃんと話しとったんやけど」
小鈴:「うんうん、鬱になってる姿が目に浮かぶね……」
金太郎:「大丈夫かいなホンマ。……、あと、マコに電話頼むわ小鈴」
小鈴:「分かった。マコの番号はっと……」ぴっぽっぱっ。とぅるるるる。
金太郎:トムんとこに電話しても誰も出えへんのかな。
マコ:ガチャ 「及○奈央でーす」
小鈴:「マコ、いたーっ。ねね、いろいろ、覚えてる?」
マコ:「秀吉様のこと? あんまり」
金太郎:秀吉様……?
小鈴:「んーと、別荘のこと!」
マコ:「リュック別荘?」
小鈴:「年末に別荘に行って、そして気がついたら明日で、また戻って今日になったって話っ」
マコ:「アレは夢じゃなかったのか」
小鈴:なんかサイコなやつだと思われてそうだ、私。「夢だとしたら、たまたま同じ内容を何人もが見てることになるね」
マコ:「たまたま……金太郎君のことかな」
金太郎:………………。
小鈴:「違うっ(笑)。昨日とか、おとといのことって覚えてる?」
マコ:「まったく」
小鈴:「そっかぁ、みんなそうなんだよね。私たちは病院で目が覚めたんだけど。いろいろお話したいこともあるし、こっち来れる?」
マコ:「たぶん大丈夫」
小鈴:「じゃ、待ってるから来てねっ」
マコ:ピキピキ
小鈴:「他の人にも声かけておくね」
マコ:「肥を?」
小鈴:がちゃ(・・。
金太郎:切りよった(笑)。「マコは来るか」
小鈴:「うん、来てくれるって。あとは、トムかなー?」
金太郎:トムはどうなるんやろう……。
GM:中身(プレイヤー)がいないでな。
金太郎:「とりあえずかけてみるか」
小鈴:「金太郎おねがい」
金太郎:とぅるるるるん。
トム母:「──はい、福岡です」
金太郎:「あ、おはようございます、成瀬ですけど、トムおります?」
トム母:「──成瀬君? ツトムと同じクラスの子? ごめんなさいねー、あの子まだ寝てるみたいなのよー。これがホントの寝正月、なんてねー。ほほほほほ」
小鈴:(元気が吸い取られていくようだ)
金太郎:「そのまんまですがな。起こしてもらえないですかね、ちょっと急用なんですけど」
トム母:「それがあの子、あたしが部屋に入ろうとすると怒るのよー。こっちはエッチな本の隠し場所だってちゃーんと分かってるのにねえ。オホホ。──ちょっと待っててねー」
GM:保留しないまま去っていく母。
金太郎:エッチな本言うたな(笑)。
GM:「ツトムー! ツトムってばー!」という大声が受話器越しに。
金太郎:「……ツトム……」
トム母:(戻ってきて)「──起きてこないみたいねー。また夜中に抜け出したのかしら。ホントごめんなさいねー」
金太郎:「え、おらへんのですか?」
トム母:「そうみたいなのよー」
利迎院:おらんのか?
金太郎:「ロードワークですかね」
トム母:「そうだと思うけど」
マコ:ベッドには大量の血痕が。
利迎院:某所では大量の結婚が。
金太郎:「しゃーないですね、ほな、ツトム君に、わいから電話があったて伝えといてもらえます?」
トム母:「あ、ちょっと待って。ちょうど帰ってきたみたい」
金太郎:「あ、ほんまでっか?」
ここでタイミングよくトムのプレイヤーがネットに登場。
GM:トム、電話だよ。
金太郎:ちょうど最初の出番や。
GM:「ほら、早くこっち来なさい!」という母の声に続いて、電話にトムが出る。
トム:「んだよー、寝起きでキャラ思い出せネーヨコンチクショー」と、寝ぼけてみるので状況を説明してください。
金太郎:1月2日の朝です。
トム:1月1日は何やってたんだっけ。
金太郎:それは分からへん。首切り殺人があった翌日、さうざん何とかを奪いにきた連中ともみ合った後、いきなり今に飛ばされた。
トム:ふむ、ならば。「あけましておめでとうございます」
金太郎:「やあやあツトム君、あけましておめでとうございますー」
トム:「そういうわけで今年もよろしく」(ガチャン)
金太郎:こらー!!!
トム:本当は「そういうわけで今年もよろしく、ガチャン」でした。
金太郎:口で言うたんか。
トム:だから話を進めろ。
金太郎:おう。
トム:「な、なんだってー!」(先読み)
金太郎:「まだ何も言うてへんがな。──今度は1月2日やで、ツトム君」
トム:「な、なんだってー!(繰り返し)紅白はどうなったんだ!?(デジャブ)」
金太郎:「それは小鈴が美で劣ってるからOKや」
GM:その誤変換、お気に入り?
金太郎:「それに、本放送も見られるかもしれへんしな」
トム:「なんだ、それなら問題無い」
金太郎:「で、殺人事件覚えとるよな」
トム:「ああ」
金太郎:「まぁ、そんなんやから、ちょっとまた、病院まで来てくれへんかな。ツトム君」
トム:「ちょっと待ってくれ。せめて両親からお年玉をせしめてからだ。じゃあまたな!」
金太郎:「急いでくれよー、ほななー」
トム:おう。
金太郎:「ツトム君も来るそうや」
利迎院:ふむ。
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