再び、沈黙の森へ続く道中――

GM:他の人たちはもう、出発したのかな?

ガルフ:森に向かって走ってる。

クレリア:もう出発してます。

ラズリ:デート。

フローラ:(化粧しながら)え〜〜、ちょっと待ってよぉ。

ガルフ:もう走ってるってば。

ウィル:オペリオは?

オペリオ:♪尾行の歌を歌ってるくらいだから尾行してるんだろう……って誰を?♪

ガルフ:ラズリのデートの尾行をしてるんだろう。――クレリアは?

クレリア:私も尾行じゃないですか?

オペリオ:♪堂々と♪

クレリア:堂々と、というよりアユモの襟首掴んでずるずると。

GM:ひどいな、このねーちゃん。

クレリア:だって場所知ってるの彼だけでしょう? だったら――

GM:妬いてるんだよ(ひそひそ)。

ラズリ:うんうん(ひそひそ)。

ガルフ:さては──

オペリオ:♪さていあ さいばば♪

ラズリ:(笑って)ゴメン、今のウケちゃった。

オペリオ:♪なんでサイババが出て来るんだよ。全然関係ないじゃん♪

GM:お前が言ったんだろ。

クレリア:とにかく! 私はまだ色事には興味ない!

GM:ふ〜〜〜〜ん(冷たい)。

クレリア:じゃあ、アユモに大体の場所を聞いたら先に行きます。

GM:しっかしみんな、バラバラに進むねぇ……。

ラズリ:ホント……。

 沈黙の森  熊のプーのすみか――

ガルフ:全力疾走して、まだ着かないかな?

GM:着いたかもね。

ガルフ:「マブダチよ、ソムルタの種のある場所を教えてくれ」

GM:種は誰が持ってる?

ラズリ:あ、あたしだ。

GM(むぅ……。じゃあ、ガルフを足止めしなきゃいかんな……)

プー:『ソムルタ? 何するんだ、あんな木』

ガルフ:「どんな木なんだ?」

プー:『大きな声では言えんが……食虫花だ。しかも巨大で……』

ガルフ「あー、なるほど。だったら探しやすいね」 

GM(だぁ〜〜〜! 待てとゆーーに)

プー:『西の方はモンスターとか出て危険だぜ』

クレリア:そうとも知らず西へ向かう私の運命って一体……。

フローラ:(化粧しながら)「どーもノリが悪いのよねぇ」

ラズリ:どこにいるの? 今(笑)。

GM:フローラは病院だろ。

クロヌシ:昨夜夜更かししたのがいけなかったな。

GM:しかしガルフ。お前、ちょっとは気をつけないとあんまりひとりで先に行くと死ぬよ。

ガルフ馬鹿野郎!
    ヒーローが瀕死のところにみんなが助けに来るんだよ!
    ……か(笑)。 

一同(大爆笑)

クロヌシ:阿呆……。

ラズリ:今日のギャグさえてる、彼……。

オペリオ:♪今のはボケだろ、生ボケ♪

クレリア:(ひとりだけ深刻)場所は聞いたけどモンスターが出るって知らないんですよね。ヤバイかもなぁ……。

ラズリ:途中でガルフと会うんじゃない?

ガルフ:サイコロ振ってみな。(互いにコロコロ、クレリアは1、ガルフは3)
    ゴメン、会わなかった(笑)。
    同じの振ったら会えたことにしてもらおうと思ったんだけど。
 


GM:なんでみんなバラバラなんだよぉ!

フローラ:28にもなるとお肌が……。

ラズリ:どこにいるのよぉ、どこに。

GM:ちょっと整理しようか。
   フローラは病院で化粧中。そこに、ウィルとクロヌシが召使いたちを担いで帰ってくるわけだな。

オペリオ:♪私は尾行中♪

クレリア:アユモとラズリはバラ色モードだから遅々として進まないんですね。

ラズリ:いや……あたしの方は……。

ガルフ:冷めてるんだ。ひでー女! 

クレリア:さっきあれだけ浮かれたリアクションをしておきながら!

ラズリ:ノリ……多分(笑)。

GM:でもアユモはベタ惚れだよ。

フローラ:ハレホレヒレハレ。

ラズリ:んん〜〜〜……お友達 

アユモ:寂しい……(泣)。でもボクは負けないもん!

ラズリ:いつか振り向かせてみせるわ、君のその瞳を!

GM:それはアユモの台詞だ。

 カノルヤの街の病院――

GM:じゃ、病院から行こう。召使いたちに薬を飲ませたら一応回復した。
   で、話を聞くとジャドンが屋敷中の人間に毒を盛ったらしい。

クレリア:第二話で何となく気がついてはいたんだけどなぁ。

GM:で、ジャドンがどこに行ったかまでは知らないらしい。
   ……ってそこの2人!

クロヌシフローラ:(化粧の話をしている)

GM:さっきからクロヌシもカマっぽいぞ!(笑)

一同:(笑)

ウィル:屋敷の中に死体がゴロゴロ転がってるのだろう?
    わしの立場からすると森の方よりそっちの方の処理を優先すると思うのだが。

GM:なるほどな。

フローラ:で、手がかりとか心当たりはないの?

GM:第二話で言ったとおり、たまに森に行ってるってことくらいかな?

ウィル:では、クロヌシとフローラを森へ行かせよう。

 沈黙の森  プーのすみか――

GM:じゃあ、森に場面を移すよ。今いるのはガルフとプーだね。

プー:『その種は本当にソムルタの種なのか?』

ガルフ:「いや、オレはよく知らんが……似た種でもあるのか?」

プー:『結構あることはあるんだ。ざっと挙げただけでもソムルタイズロス、それから……』

ガルフ:あのヤロ〜〜(笑)。

プー:『仮にソムルタだとしても、お前ひとりで行くのは危ないからここで少し休んで行けよ。ほら、ハチミツもあるしよ(笑)』

ガルフ:「そういやー疲れてるねぇ。じゃあちょっと休もうか」(といってプーの横に腰を下ろす)
     う〜ん、悩むな。行くべきか行かぬべきか。普段はさっさと行くんだけど今回は本当にソムルタの種かなっていう疑念があるからね。

GM:正義の苦悩ってやつだね。で、苦悩を知らないバラ色パーティーは?

クレリア:ずんずん。

ラズリ:もたもた。

GM:……森に着いたことにしようか、話が進まない。

クレリア:クロヌシとフローラは?

GM:その2人も着いたことにしよう。クレリアも合流できたことにしちゃえ。
   よし!  これでウィルを除いた全員が森に揃ったわけだ。かなり強引だけど。

ラズリ:「プーさんひさしぶり〜」

ガルフ:じゃ、種を受け取ってマブダチに見せる。

プー:『ふむ、これはソムルタの種じゃないな』

ラズリ:「あ〜〜ゆ〜〜も〜〜く〜〜ん……」

アユモ:「え?  はれ?  い、いえそんなはずないん……だけどな」

クレリア:「ラズリさん、あなたもソムルタの種って言ってませんでした?」

ラズリ:「ひゅ〜〜ひゅひゅひゅ〜♪(汗)」

クレリア:「口笛になってません!」

プー:『これは"風の種"だな』

クロヌシ:かぜ?  これを飲むと風邪をひくとか?

ガルフ:「それはどんな種なんだ?」

GM:んっふっふっふ。では語ろう、この森の秘密を!  ついに明かされる真実ってやつだな。

フローラ:てことで以下次号!! 

ラズリ:(笑)

GM:で、ここから前回のあらすじってなるわけだな。

フローラ:そうそう。

GM:べらべらべら……、一体風の種とは何なのか!?

フローラ:今明かされる森の秘密! そしてジャドンの正体とは? ば〜〜ん!

ガルフ以下次号!(笑) 

GM:もういいよ!

フローラ:ここで次回予告が流れるのネ。

オペリオ:♪来週もまた、見てくださいね♪ んっがっんっん♪

クレリア:サザエさんしてどうするの……。

GM(……頭いたい)何故、この森が沈黙の森と呼ばれているかというと、だ。
 


GM:ところがこの森はその統括から外されている。
   森の奥にある"緑の守り神"というものに守られていて、周りから遮断されているんだな。
   だから――『沈黙の森』

ガルフ:オレはその話を聞いてる間、アユモの頭をロックして刀の柄でガンガンガンと……。

クレリア:「あのー……そろそろやめてあげた方が良いと思いますよ。気絶しそうだから」

ガルフ:(明るく)「え? 何か言った?」

フローラ:「いいじゃないの、見間違いなんてよくあることよ」

GM:男と女を?

フローラ:…………。

ラズリ:止まった止まった(笑)。

フローラ:<爆裂火球>を……。

クロヌシ:GMにやるなぁ〜〜!(笑)

オペリオ:♪かぜのうたぁ〜♪
         ♪ぱぶろ〜〜〜ん♪

クロヌシ:風邪じゃん(笑)。

GM:(無視して)で、話の続きね。

プー:『風の種で思い出したが、この間風の種を探しに別の人間がこの森に来た。
    あるものの封印を解くとか言ってたな。
    ま、マブダチじゃなかったんで俺は知らねーって言ってやったけどさ』

クロヌシ:「そいつもお前としゃべれたのか?」

プー:『しゃべれた。確か……ジャドンとか言ったな』

クロヌシ:ジャドン?  うひー。

クレリア:あっさりと繋がっちゃいましたね。

ガルフ:「早く思い出せよぉ〜、ジャドンの名前は何回も出してただろう〜?」 (←そうか?)

ラズリ:物覚えが悪いのよ、プーさん。

クレリア:違います。今ようやく思い出したんです。

ガルフ:あ、きっと間違えてアドンで覚えてたんだ。

クロヌシ:ないない。

フローラあるものって何なの?

プー:『おそらく地下遺跡の奥に隠されているという薬草だろう……』

ガルフ:「遺跡?」

GM:そうだよ。キャンバスの森の地下には遺跡があることが多い。
   古代人が森の地下に住居を造ったんだとも、古代人の滅びた後に木が生えたんだとも言われてるけど……どちらが正しいかは定かではない。

ガルフ:「で、その薬草の封印を解くのがこの風の種って訳か……」

クロヌシ:「風の種っていくつあるの?」

プー:『3つだ』

クロヌシ:「全部必要なのか?」

プー:『そこまでは知らん』

フローラ:その封印を解いて何がしたいの?  世のためになるなら放って置いていいんじゃない?

ガルフ:世のためになるならんはともかく、セカラシカがいなくなったんだから助けなきゃならないでしょ?

ラズリ:それはそうね。

クレリア:大体、屋敷の人間にあんなことするやつがろくなことするとは思えませんけど?

GM:薬とは限らないよ、毒とか薬とか全部まとめて『薬草』だから。

ガルフ:剣とかそういうのはないの?  薬草の鎧!  薬草の盾!

クレリア:斬りつけた相手の体力を回復する薬草の剣とか?


第三話
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