ラズリ:部屋に入って明かりをつけると刀を構えた男が立っているのね(笑)

クロヌシ:そーだな(ニィッと笑う)。

ロートシルト:「……こりゃどーいうことだ、おじょーさん?」

フローラ:「おじょーさんなんて呼ばないで!  アタシは立派なおばさんよ!」(←男だろ、お前)

ラズリ:「ちょっとみんなで遊ぼうと思ってぇ☆」

ロートシルト:「俺、男は嫌いなんだ。特にオヤジは」

ラズリ:「ヒルガンさんのこと、いろいろ聞きたいなぁ〜なんて」

ロートシルト:「そういうことか。(にっと笑って)とりあえずおっさんよぉ、この刀ひっこめてくんないかなぁ。あぶないよ、これ」

クロヌシ:「……いいだろう」(スッと刀をしまう)

GM:ロートシルトは大股でソファに近づくとどかっと座るよ。

クレリア:ほぅ、態度は余裕ですね。

ラズリ:隣にこしかける。

フローラ:ひざの上じゃなくて?

ラズリ:さすがにそれは(笑)。

フローラ:「……で、若だんなとはどういう関係?」

一同:か、関係って(笑)。

フローラ:そーじゃなくてぇ。金で雇われたのか、恩義によるものかってことよ。

ロートシルト:「金だぜ、金。義理はねえよ」(ラズリの肩に手をまわす)

クレリア:どうして若だんなに雇われたんです?

ロートシルト:「この街で偶然会ったんだ。金なくってね……女の子とアレコレしてると金食うから。それで雇われたってワケさ」

クレリア:「若だんなは何をたくらんでいるの?」

ロートシルト:「さぁ? 親父の後を継いで何か悪いことやってるみてーだけど」

フローラ:「アンタは何から若だんなを守ってるの?」

ロートシルト:「あんたらみたいにヤツにちょっかい出したり命を狙ったりする連中から……かな」

クレリア:「別に命を狙ってるわけじゃないんですけど」

ロートシルト:「ふ〜ん。(ラズリの腰に手をまわす)そっちのかわいこちゃんも隣、来ない?」(クレリアに流し目)

フローラ:あ、アタシにじゃないのね……と心の声(笑)。

クレリア:「……ひ、ひとりじゃ御不満ですか?」

ロートシルト:(クレリアをじっと見て)「とりあえずそのスカートの下のズボンが御不満だな」

クレリア:「うっっ」

フローラ:「脱ぎなさい」

クレリア:「人の前で服を脱げなんてデリカシーのない人の言うことを聞くつもりはありません!」

ティンベル:後ろから脱がそう(笑)。

ラズリ:「いいじゃん、もう」(とロートシルトの頬をつつく)

ロートシルト:「そうだな。じゃ、隣に座りなよ。そのままでいいからさ」

クレリア:う〜、しかたない。サーベルしまって隣に座ります。

ロートシルト:(クレリアの肩に手をまわして)「で、何が聞きたいって?」

ラズリ:「だから、若だんなの悪事を詳しく……」

ロートシルト:「そんなこと聞いて、どうするつもりだ?」

ラズリ:「それは……」

クレリア:待ってください。こっちの手の内はあまり明かさない方がいいですよ。

フローラ:相手も金で雇われたプロ。ここはひとつオペリオのパトロン(ポームのことだ)を使って買収するってのはどう?

オペリオ:♪売春?♪

GM:ちがうって。

ラズリ:それでもいいけど……。買収してもあんまり信頼おけないよ、この人。

クレリア:信用できないのは確かですね。それに若だんながこの人に払っている報酬以上のお金を払わないといけませんし。

ロートシルト:「別に金じゃなくてもいいぜ」

クレリア:あ、そういうこと言います?

ラズリ:じゃあ、クレリア、お願いね。

クレリア:え? ちょっと!

フローラ:「じゃあ、こういうのはどう? アタシたちがアンタの代わりに若だんなに雇われる。
      で、その報酬を全部アンタに払う。別に義理もないワケだし、お金が手に入ればいいんでしょ?」

ロートシルト:「悪くない話だが……。あんたら、そこまでして一体何がしたいんだ?」

ラズリ:「お見合いの破談」

クレリア:「それ言っちゃやばいですって」

ロートシルト:「あ、あれね」

クレリア:「何か知ってます?」

ロートシルト:「1つ、見合い相手がすげー美人だってこと。
        2つ、若だんなの野郎にはもったいないってこと。
        3つ、俺がほしいぐらいだってこと」

クレリア:「全く役に立ちませんね……」

ロートシルト:(それから知ってる顔だってこと……かな)

ラズリ:「あと、若だんなの悪事ってやつ、教えて」

ロートシルト:「よくは知らないが、生き物いじくりまわしてるみたいだぜ」

一同:「げっっ!」

クレリア:「それって病院はまさにうってつけなのでは」

クロヌシ:「だな」

ロートシルト:「あんたら見合いつぶしたいんだな?(しばし考えて)俺が協力するって言ったら……どうする?」

一同:「え?」

ラズリ:「で、でも、え? な、なんで突然?」

ロートシルト:「俺もそろそろあいつと縁切りたかったんだ」

ラズリ:「そうなの?」

ロートシルト:「まーな」

クレリア:『嘘発見』!(コロコロ)成功してます。

GM:嘘はついてないよ(ホントのことも言ってないけどね。縁を切りたいというのはささいな理由のひとつなのだよ。こいつが見合いをつぶしたい本当の理由は別にあるんだ)。

ラズリ:「協力してくれるって、具体的に何をしてくれるの?」

ロートシルト:「そーだな、例えば……(にっと笑って)俺があいつを操って、見合いを断らせる……とか」

クレリア:「どうしてそういうことできるんです?」

ロートシルト:「……秘密だ」

クレリア:怪しい。

ラズリ:怪しいんだけど……。

フローラ:……協力して、もらいますか。

ロートシルト:「お礼はこの子でいいや」

クレリア:「わ、私?」

一同:承知!

クレリア:「ちょ、ちょっと〜!」

グレン:(話を聞いて)「ふん、くだらんな」

クロヌシ:それで終わってどうするぅ!

カレン:「わたしも見たい、お見合い」

グレン:「……ちっ、しょうがねぇな。俺も行くか。(カレンの手を握って)いいか、俺の手を離すんじゃねえぞ」

GM:見合いの場で見せつけてくれるねぇ。

グレン:そんなんじゃねえ。

GM:はいはい。

ラズリ:もうお見合い場まで来てるの?

GM:目の前まで来てると思ってくれい。えー、ストロンシャン総合お見合い場へようこそ(笑)。
   出会いから結婚までサポートしてくれる便利なところだよ。雰囲気は、そうだな──ちょっとした料亭みたいな感じだ。いいかな?

クレリア:はぁ。

GM:で、クレリア。セイアさんが来るよ。

クレリア:「あら? そういえば今まで何を……」

セイア:「や、元気? (ごそごそと包みを取り出して)何も言わずにこれを着てくんない?」

クレリア:「え?」

セイア:「あんた高そうな服持ってないから私の持ってきたよ。ほら、着て、着て」

クレリア:「これ、なんですか?」

セイア:「ドレス。お見合いするの、あんた」

クレリア:「え? 今何て……」

セイア:「お、見、合、い、す、る、の! あんたが」

クレリア:「お見合い? 私が? 誰と?」

セイア:「んーと、クレストの後輩ってヤツなんだけど」

クレリア:「聞いてませんよ、そんな話」

セイア:「言ってないもん」

クレリア:「ああああああああああああああ……」

ラズリ:「ざんね〜ん」(うれしそう)

セイア:「早く着替えて」

クレリア:「それはいいですけど……。は、そういえば会うと終わりだって誰かが……」

オペリオ:「♪しかもこれ、バニーガールの衣装じゃないっスかぁ(笑)♪」

セイア:「あ、ごめん。こっちだわ」

クレリア:「じゃあこれは、はい」(グレンに手渡す)

グレン:「……なんで俺がこれを着ねばならんのだ?」

セイア:「早く。時間がない」

クレリア:「いつの間に話が進んでたんです?」

セイア:「あんたがオーレオリンの教会に手紙を持っていったでしょ」

クレリア:「あの中に見合い写真が?」

セイア:「そ」

グレン:自分で持っていってたのか。

クロヌシ:悲しすぎる……。

クレリア:「あ、会うだけですからね、会うだけ!」

ラズリ:「う〜ん、どっちを覗きにいくか、迷うなぁ」

GM:さて、クレリアはお見合いするとして、残りの人は?

ラズリ:あたし、ウェイトレスに変装したい!
 



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