ガルフ:どうする……?
フローラ:どうするったって……どうしようもない。
ガルフ:だよなぁ。下手に『魔獣』を攻撃すると、どうなるか分からないし。
GM:『超魔獣』の下半身は少しずつ水面から出て来ている。てことで、おまちかねの判定ターイム!
オペリオ:♪いきまーす、サイコロ3個で合計10以下!♪
ガルフ:がんばれよ。失敗したら死ぬんだから。
オペリオ:♪一個目(コロッ) ……5 (爆笑)♪
フローラ:うあー、いきなり5かよぉ!
オペリオ:♪(コロ、コロ) 6と6。──ファンブルぅー!(笑)♪
一同:うっわー! (爆笑)
オペリオ:「♪我がオペラの〜威力は〜世界一〜!──ぐはぁ!(血を吐く)♪」
ガルフ:「オペリオぉぉぉぉぉぉ!!!(熱い叫び)」
GM:もう死んだの? まだ判定1回目だよ。
ラズリ:ヒーローアクションを使うしかないね。全員ヒーローポイントが何点あるか申告!
ガルフ:ヒーローアクション「実は生きていた」が3回使えるぞ!
オペリオ:♪つまり3回生き返ることができるんだね♪
フローラ:そ、そーゆーもんなわけ?
GM:そーゆーもんらしいよ、ヒーローアクションって。
ガルフ:では熱い演技、ゴー!
「──オペリオぉ、まだ死ぬのは早い!」
フローラ:「ホントに早い。早すぎるぐらいだ(笑)」
オペリオ:「♪ぐはぁ! ──て実は昼食ったミートソース(笑)♪」
一同:だああ(笑)。
ラズリ:さ、さすがオペリオ……。
GM:なーんかここだけ緊張感がないなぁ……。
オペリオ:♪仕方ないって。こんなヤツなんだから♪(←自分で言うなよ)
GM:じゃあラズリも振ってみようか。ヒーローアクション「幸運」の振り直しは認めないからね。
ラズリ:い、いきまーす。(コロ、コロ、コロ) ──うっっわぁー、合計12ぃ。ぎりぎり、セーフ!
GM:死ななかったか。でも『超魔獣』は少しずつ少しずつ……。
ラズリ:「なんで? 祈りは通じていないの!?」
ガルフ:「だがこのままではヤツが『扉』から出てしまう。プロフェッサー、何とかならないのか?」
一同:「プロフェッサー?」
ガルフ:オレの左手の籠手 (ジャスティスチェンジャー) に宿ってる人格のことだ。GMには説明してある。
GM:物知りプロフェッサーのことだね。今の今まですっっかり忘れてた。
ガルフ:「プロフェッサー、何か手はないのか」
GM/プロフェッサー:「ヤツを封じ込める方法は、はっきり言って、ない」
ガルフ:「なにー!?」
フローラ:「それってもうどうしょーもないってことじゃねーか。(おおげさに) じゃ、オレは逃げるから、あとはヨロシクぅ!」
ガルフ:「こんなときにたちの悪い冗談はやめろー!(笑)」
フローラ:「そだな。それにこのまま逃げても、クロヌシに斬り捨てられてゲームオーバーって気がするからやめとく」
プロフェッサー:「だが、何も出来ない訳でもない……」
クロヌシ:「やれやれ、だな」(タバコに火をつける)。
ツェラー(青):「ククク……。クックックッ……」
クロヌシ:「──死に損ないは、黙ってな」
ミシェル:「姉……さん……?」
ティンベル:「この命代償に……死の呪縛から解き放ちたまえ……」
ミシェル:「姉さん、やめて、姉さん! お願いだから……」
ティンベル:「この赤い血は、あなたへの愛の証し……。ミシェル……あなたは……」
ミシェル:「姉さん……あたしを置いてかないでぇ……」
ティンベル:「あなたは……生きて……」
プロフェッサー:「簡単なことだ。ヤツを『扉』から出してやればいい。そして、出てきたところを倒す。それで全て終わる」
ラズリ:「でもそれじゃ『扉』が……」
プロフェッサー:「勘違いするでないぞ。"扉を閉じること"と"魔獣を倒すこと"は別だ。『扉』は『扉』で閉じてやればいい」
ガルフ:「それは分かった。だが、どうやってヤツを倒すんだ?」
プロフェッサー:「普通の攻撃ではまず無理だろう。だが、方法がないこともない」
フローラ:「もったいぶらずに早く教えろ」
プロフェッサー:「簡単なことだ。空中要塞アラバスターによる特攻。これだな」
一同:「でえええええ!?」
フローラ:「オレたちに神風になれと?」
ガルフ:(顔を引きつらせて)「で、でもよ……、今からアラバスターに戻ってる時間はないぞ」
プロフェッサー:「なーに問題はない。わしがテレポートしてやろう(笑)」
ガルフ:「──ええい、分かった! 行くぞ、ルーン!」
フローラ:(小声で)「……やっぱり、行くの?(笑) お前アラバスターの操縦は──」
ガルフ:「もちろん! ……できない(笑)」
GM:──などと君たちが漫才をやってるうちに『超魔獣』はビキビキビキッと『扉』を破り──
ラズリ:「なんで祈りの力が通用しないの!? こんなにたくさんの土地神さんたちが犠牲になってるのに」
フローラ:「ちぃ、いこう、ガルフ!」
ガルフ:「おうよ! プロフェッサー、頼む!」
GM:ふたりはテレポートね。んで、ラズリとオペリオは判定をしてくれい。
オペリオ:♪(コロコロ) しっっぱいぃぃ! 二度死んだ男!(笑) ぐはぁ!♪」
ガルフ:まだ「実は生きていた」が残ってるだろ。
オペリオ:♪実はトマトジュースだった(笑)♪
GM:ラズリの判定はちょっと待ってね。
(何度かサイコロを振って)『扉』が破れたショックで【水】の土地神(実はタコ大臣のドリード)が死亡、残りの3人が膝立ちの状態。
よって判定にマイナス3のペナルティ。
ラズリ:マイナス3!? それはもう失敗しろと言ってるような……。──いくよ!
ラズリ:きゃあああ、死んだー!
GM:君がそう思った瞬間、右耳のイヤリングが砕け散る。
ラズリ:これって……兄様からもらったやつ?
GM:そう。これは『身代わりのイヤリング』だったの。そのおかげで君は何とか生きてはいる。
ラズリ:でも……てことは兄様が……。
GM:死んだ、ってことだね。
ラズリ:「……兄、様………」
オニキス:「あいつ、死んだんだな……。ホントの兄貴じゃなかったけど……悪いやつじゃなかった……」
ラズリ:「え……? そう、なの……?」
オニキス:「知らなかったのか? ──私らが産まれる前、知り合いの子を引き取ったらしいよ」
ラズリ:「でも……やっぱり兄様は……。兄様は……。にい……さ……ま……」
