などとみんなで大騒ぎしてると──
GM/店の主人:「『サンダユウ! サンダユウ! ……ったく、この忙しいときにどこいったんだ?(大声で)サンダユウ!!』」
と、そのとき!
アルバスたちが座っていたテーブルががちょがちょがちょんと変形し、サイボーグにその姿を変えた!
とーぜん、料理は床にこぼれてしまっている……。
GM:(プレイヤーAに)「108の機能の1つ、テーブルな(笑)」
サリース:「テーブルが……変形した……?」
プレイヤーA(以後サンダユウ):「お呼びでございますか、御主人様」
サリース:「……何なのよ、あんた」
サンダユウ:「もちろん、オフコース、テーボゥ(テーブルの正しい発音)でございます」
ゼナ:「どーしてくれるんです! こぼれちゃったじゃないですか!(怒)」
リューセ:「私が悪いんですぅ〜」
サリース:「なんでテーブルがしゃべるのよ」
サンダユウ:「ノー、違いますね。テーブルしゃべるんじゃなくて、しゃべるのがテーブルなんですね」
アルバス:(片言で)「ちガーう。しゃべるテーブルふつーネ」(←そうか?)
サンダユウ:「そうでース。ザッツ、ライト」
ゼナ:「御主人、だいたいあなたが呼ぶからこんなことになったんですよ! 代わりの料理は出してもらえるんでしょーね?(怒)」
GM:「あう……。しょーがないなぁ……」
ゼナ:「それからそこのサイボーグ! そのやたらツンツン尖ったオレンジの髪、目障りなんですよ!(怒)」
サンダユウ:「そう言われても、ワタシどうしようもないアル」
サリース:「今度は中国人ですか……」
アルバス:(突然)「なんでオレが追われなくちゃいけないんだぁぁぁぁ……ぐううう」(寝た)
サリース:「わーい、リューセからアルバスへ目標変更っ。ひざ枕、ひざ枕♪」
GM:「ところで………さっきからジャッハさんが話に割り込もう割り込もうとしてるんだけど……」
サリース:「へえ?」
GM:「とゆーのは──知り合いなんだわ、サンダユウと。サンダユウもエスペルプレーナの乗組員だったから」
サンダユウ:「ワタシあなた知らないアルね」
ユンケ・ガンバ:「「じゃあメモリーカードを差し込んであげよう。15ブロックしかないけど」」(←それはPSのメモリーカードだってば)
GM:「ほら、ジャッハさんはイシュタルで1人逃げてたでしょ。そのとき仲間はみんな死んだと思ってたんだけど、こいつは生き残っていたらしい」
ユンケ・ガンバ:「「ていうか死なないし」」(サイボーグは壊れるけど死なないのだ)
サンダユウ:「うーん、この男──ジャッハのメモリー……ないこともないと言えないこともないでゴザルよ」
サリース:「ワケ分かんないわよ!」
ゼナ:「このサイボーグ、どっか壊れてるのかな……」
GM/ジャッハ:(遠い目をして)「『あの日……エスペルプレーナの乗組員たちは次々と捕まり、殺された。私の目の前でも何人も殺され……私自身も殺されそうに……。命からがら逃げ出したものの、仲間は1人も助けることができなかった……』」
ユンケ・ガンバ:(ぽんと肩をたたいて)「「それはあんたが無能だってことだね」」
GM/ジャッハ:「『私は何とかコインだけは守りぬいた。これだけは……これだけは守らねば……そう思ったのだ……』」
その直後、肉屋に間違って渡してしまったんだけどね(笑)。
GM:「それからもう一つ。ジャッハは船長だったんだけど、彼らがずっと守ってきた少女──『姫』と彼らは呼んでいた──がいたわけだ。サンダユウも彼女に忠誠を誓っていたんだけど……ね」
サンダユウ:「オウ、姫。プリンセス、プリンセス姫ネ」
ゼナ:「……やっぱどこか壊れてますね、これ」
GM:「で、その少女──リルルというお名前なんだけどね……」
ユンケ・ガンバ:「「ラズリ=ルルー?」」
ゼナ:「ドラえもんの映画に出てこなかった?」
GM:「そのとーり。だからサイボーグの名前はジュドにしようと思ってたんだけど……サンダユウになってしまった(苦笑)」
アルバス:「ジュドと言ったらあれだろ、黒帯でう・け・み!」(←それは柔道)
ユンケ・ガンバ:「「ことわざ教の人じゃないの?」」
GM:「それはジャドン(第一部の黒幕)だ。しかもアレはことわざ教じゃないって」
ユンケ・ガンバ:「「『一人一芸』ってことわざじゃないの?」」
サリース:「それより……姫って美人?」
GM/ジャッハ:「『トーゼンだ!』」
サリース:「わーい、それはもう目が怪しく光っちゃうかも」
サンダユウ:「ヘイ、ユーの目の光り方、あまいネ。見よ! 」(怪しく点滅する)
サリース:「できるかぁぁぁぁぁぁぁ!」
サンダユウ:「他にも赤やレッドに光るネ」
リューセ:「赤とレッドは同じだと思う……」
サンダユウ:「『俺が負けるか貴様が勝つか』ってやつ」
アルバス:「『劣るとも勝らない』とかな」
GM:「でね──サンダユウの頼りないメモリーによると、姫と君は何とかこの街までは逃げのびてきた」
サンダユウ:「愛の逃避行をしたわけだな」
GM:「まあいいけど……。──で、君たちはこの街で何者かに襲われ、姫はさらわれてしまった、と」
サリース:「それはもう、探すしかないわね」
GM/ジャッハ:「『姫ー! 待っててくださいねー!』」
リューセ:「ほえ」
GM:「さて、皆で盛り上がっていると、だ。1人の男が店の中に入ってきて、壁に張り紙をしていく」
サリース:「あ、見にいく見にいく」
サンダユウ:「あわてなくてもダイジョーブ。ミーがビデオテープに録音したね」
ユンケ・ガンバ:「「音だけなの?」」
サンダユウ:「ノー! 間違えましたぁ!」
GM:「指名手配の張り紙みたいだね。見覚えのある顔が6つか7つか並んでいる。で、連絡はことわざ教までと書かれている」
リューセ:「だーれ?」
GM:「君らだよ。指名手配されちゃったみたいだね。あ、アルバスも入ってるから」
アルバス:「オレは無実だぁ〜!」(寝言)

眠ってしまったアルバスを引きずってエスペルプレーナに戻り、一行は今後の対策を練ることにした。
アルバス:「できたできた♪ ひとりでにできた♪」(←ゴキゲン)
GM:「もう起きたの?」
アルバス:「おう。──あのさ、オレたちいくらで指名手配されたの?」
GM:「サイコロ振って決めよっか(笑)」
結果、一番安かったのはゼナの18000タラン。一番高かったのはサリースの70000タラン。
アルバス:「さ、サリースを引き渡しに行くか」
サリース:「そう簡単にはいかないわよ。1人ぐらいは道連れにできるからね」
仲間割れするなよ。頼むよ。ホントに仲間売りそうだし……。
サリース:「じゃ、食堂にでも集まって作戦会議しよっか。──どっちの対策から練る?」
GM:「あ、それから忘れてるみたいだけど、カリストパラスもいるからね」
アルバス:「『大都会』の人?」(←それはクリスタルキング。リとスしか合っとらんやないかい!)
サリース:「指名手配の方からやるか、姫救出からやるか」
GM:「両方いっぺんにって手もある」
アルバス:「こういうときは姫もことわざ教に拉致監禁されてるものだからな」
サリース:「それを言っちゃあおしまいだって。……あたしもそうじゃないかと思ってたけどね」
GM:(……で、正解なんだよねぇ……)
カリストパラス:『わたしの情報操作で、これから先の街に指名手配の情報が伝わっていくことは防げます──顔や名前のデータを書き換えればいいだけですから。ですが、すでに伝わってしまった情報はどうしようもありませんので、気をつけてください。特にこの街で行動するときは』
ゼナ:「だったら情報操作してもらって、我々はさっさとこの街から逃げれば?」
リューセ:「それはいいアイデアね」
サリース:「でも姫様を助けないと」
リューセ:「ねえ、姫様ってどんな人?」
アルバス:「サンダユウ、姫のデータは残ってないのか?」
サリース:「データならカリストパラスにも残っているでしょ。映像データは残ってない? シャワーシーンとか」
GM:「それはないと信じよう。『では、再生します』──画面にはジャッハのアップが映ってる。のぞきこんだりピースサインしたり」
サリース:「とりあえずジャッハさんに蹴り入れとこ」
リューセ:「これが姫かぁ……」
GM:「違うだろ。しばらくすると、サンダユウや少女の映像も出てくる。この少女が姫──リルルだ」
サリース:「確かにかわいい……。性格は?」
GM/ジャッハ:「『それはもう、絵に描いたような……いい子だ』」
サリース:「それはもう、楽しみかも」
アルバス:「でもさ、それじゃあ『美人薄命』ってことでもう死んでるかもな」
サリース:「そんなことはさせないもん!」
カリストパラス:『顔写真をプリントアウトしましょうか?』
サンダユウ:「わーい、出てきた写真にぶちゅぅ〜」(おもいっっきりキスをする)
ユンケ・ガンバ:「「一枚目はジャッハさんの写真だったりして」」
一同、大笑い。
サンダユウ:「最低だ……俺って……」
それはよーく分かってるから、作戦練ろうな。


