サリース:「蓮……? てことはこれが──」
GM:「ロテュスを生産してるところ、ってわけ。んで、その奥に礼拝堂──って言ったら他の宗教の人に悪い気がするからあえて集会場と言おう──集会場がある。外見は結構立派なものだけどね」
サリース:「ついに生みの親のGMまでことわざ教を……」
ゼナ:「宗教団体じゃなくて秘密結社みたいになっちゃいましたね」
リューセ:「でもなんでゼナパパは私たちが本物の『クーア』を持ってることを知ってたんだろ」
ゼナ:「本物はタナトスが持ってたんですよね?」
ユンケ・ガンバ:「「ゲオルグは最初から自分のが偽物だって分かってたのかもしれないよ。わたいたちがタナトスと接触して本物を手に入れることを見越して、ね」」
リューセ:「タナトスが本物を持っていってたことはなんで知ってたの?」
ユンケ・ガンバ:「「リューセとタナトスの関係を知ってるとか」」
サリース:「タナトスとの取引を誰かが見てたとか」
ユンケ・ガンバ:「「『クーア』の探知機みたいなのがあるのかもしれないし」」
アルバス:「ま、そのへんの謎はおいおい明かされていくだろ」
ただのシナリオミスなんだけどなぁ……。ま、つじつま合わせは何とでもなるだろ。
リューセ:「持ってないってシラを切った方がいいのかなぁ……」
サリース:「あたしは手品で隠しておくけどね。(コロコロ)クリティカルで成功してる」
GM:「見事に隠したわけだ」
ユンケ・ガンバ:「「体の中に?」」
アルバス:「切り開いて?」
サリース:「ち・が・い・ま・す。──みんな『クーア』は隠したわね? では、いざゆかん!」
地下集会場内部──
GM:「中は広い長方形の空間だ。後ろと左右に2つずつ、計6つの大きな出入り口があって、前方に教祖が立つステージみたいなのがある。かなり高さのあるステージで、左右に階段がある」
ゼナ:「ふんふん」
GM:「で、ステージの上に、ヌキータ、モルバ、ギリオン、タージュ、木場さん、デルクイ──」
サリース:「幹部が勢揃いしてる!?」
GM:「そして教祖のフクライ」
ゼナ:「うわー、服の色、紫だぁ(笑)」
サリース:「それにそのもじゃもじゃに長い髪と髭は……」
ゼナとサリースのセリフで、どんな姿かは想像してください。
GM:「ヌキータ、モルバ、ギリオンが武器を持ってる。デルクイはマントにマスクの怪しい格好で顔は見えない。秘書2人は武装はしてないみたいだ」
ユンケ・ガンバ:「「さーて、またアルバスがいない間に戦闘だね」」
アルバス:「オレはオレで127人倒さないといけないから大変なんだぞ」
GM:「さらにおかしなマネができないように、君たちの周りを武装した兵士と百二十八将軍がぐるっと囲んで武器を構えてる」
サリース:「なーんかスゴイ騒ぎになってきたわね……」
アルバス:「オレも素直に囲んでやろう」
リューセ:「こんなときだけ素直なんだから……」
GM/フクライ:「『お前たちが“クーア”を持っているというのは本当か?』」
リューセ:「あなたたちが持ってるんじゃないんですか?」
GM/フクライ:「『あれは偽物だった』」
サリース:「偽物だってなんで分かったの?」
GM:「見分ける方法がある、らしい」
ウェンディ:「あなたがたが持っていたのが偽物だったのなら、それを取られたわたしたちのも偽物だったってことですね」
リューセ:「私たちはパラスアテナで取られて、そのままですよ」
GM:「そうすると、デルクイがフクライにボソボソと耳打ちして──」
GM/フクライ:「『ウソをつけ。これから身体検査を行う』」
リューセ&サリース:「「げっ!」」
リューセ:「……体重がバレちゃいますぅ」
サリース:「そっちか(笑)」
GM:「んじゃ、女性の百二十八将軍が調べることにしよう」
まずはサリース。彼女はクリティカルで成功していたので、何とかバレないですんだ。ところが、次に調べられたウェンディが──
GM:「クリティカルではっけーん! ──これは何かなぁ?」
ウェンディ:「あら、珍しいところから出てきましたねぇ……」
リューセ:「こんなところから出てくるなんて」(←どこだよ(笑))
GM:「とりあえず1つ回収、と。──あと2つはどこにある?」
ウェンディ:「バレちゃ仕方がありませんですわね。でもその1つしか知りません!」
GM:「そんなことを──」
ぷしゅっ!(缶ジュースを開ける音)
アルバス:(コーラをごくごく飲んで)「あ〜、生き返る〜」
ゼナ:「ヤツだぁ〜(笑)」
リューセ:「ヤツだぁ〜(笑)」
サリース:「ヤツだぁ〜(笑)」
アルバス:「ん? ……ああ、気にしないで話を続けてくれ」
GM:「………………。──さて、ヌキータが彼女に『クーア』をステージまで持って来るように命じる。それをデルクイが受け取り、こくっとうなずく」
GM/ヌキータ:「『……どうやら本物のようだな。残りも渡せ。──タダとは言わん。人質と交換だ。それならいいだろう?』」
サリース:「そりゃ個人的には、人質さえ返してもらえるならそれでいいけど……」
リューセ:「人質1人につき、『クーア』1つ」
GM/ヌキータ:「『よかろう』」
サリース:「ちょっと待って。そっちが有利なんだから、人質を先に渡してよ」
GM/ヌキータ:「『そうはいかん。ならばそうだな──(パチンと指を鳴らして兵士と百二十八将軍を下がらせ)……これならいいだろう』」
アルバス:「オレ、イスに座ってコーラ飲んどく」
リューセ:「アルバスぅ……」
GM:「あと後ろの方に、兵士が2人だけ残ってる。銃は構えてないけどね」
ウェンディ:「これで少しは勝負になりますかね……」
サリース:「じゃあ……『クーア』をそっちに持っていくから、そっちも人質を連れて来て」
リューセ:「ねえねえ、さっき渡した『クーア』でとりあえず人質1人返してくれるってのは、ダメ?」
GM:「ダーメ。こっちは一番弱いタージュに人質を連れていかせるから、そっちは──そうだな、リューセが持って来るように」
リューセ:「分かりました。では『クーア』を取り出して、すすすすすっと階段を上ります」
緊張の一瞬。リューセはタージュに『クーア』を渡し、シモーヌを連れて階段を降りる。
リューセ:「すみません、御迷惑をおかけして……」
シモーヌ:「ううん、いいんですよ、そんな……」
GM/ヌキータ:「『次は──(ウェンディを指差して)お前がいい。お前が持って来い』」
ウェンディ:「わたしはもう渡しましたけど?」
GM/ヌキータ:「『誰が持ってるかは知らんが、持って来るのは戦闘能力が一番低そうなヤツがいい』」
サリース:「なーに女の子ひとりにびびってんのよ」
GM/ヌキータ:「『私はだまされんぞ。お前は撃墜王だそうじゃないか』」
サリース:「そんなことまで知ってるのぉ?」
ウェンディ:「じゃあわたしがサリースさんから受け取って、持っていきます」
GM:「ウェンディが階段を半ばまで登り、リルル&タージュとすれ違いそうになったそのとき──突然ウェンディが包丁を取り出しリルルの首に当てると、ずりずりと階段を登っていく」
ウェンディ(のプレイヤー):「ええええええええ!?」


