MOND REPLAYV

 ウェンディのプレイヤーも知らなかった裏切り攻撃! だが他のPCは──
 

サリース:「なるほど……」(←やたら冷静)

アルバス:(ガタッとイスを立ち)「貴様! PCのくせに敵側につくとはどういうことだ!

ゼナ:「ちょっとちょっと……(笑)」

リューセ:「あんたも思いっきり裏切ってるでしょーが」

GM:「実は彼女もことわざ教徒のひとりだったのだ。“後は野となれ山となれ”のウェンディ」

ゼナ:「あははははは、最悪だ」

ウェンディ(のプレイヤー):「とほほほほほ……」

ユンケ・ガンバ:「「なるほど、厨房で包丁を盗んでいたのはこのためだったんだね」」

ウェンディ(のプレイヤー):「自分の身を守るために持ってくつもりだったんですけど、ね……」

GM:「んで、ヌキータがパチンと鳴らして百二十八将軍と兵士を呼び戻す」

アルバス:「オレは動かんぞ」

GM:「分かってる分かってる」

サリース:「ヤバいわね、絶体絶命ってかんじだわ……」
 

 だがここで、またまた事態は急転する──
 

GM:「ギリオンっていたよね。あいつがススッと動いてウェンディを蹴飛ばしたかと思うと、リルルを連れて君たちのところへ走って来る」

サリース:「をを!? なら姫を保護する!」

GM/ヌキータ:「『おのれギリオン! やはり裏切ったな!』」

ゼナ:「そっか、『恩を仇で返す』んだっけ、この人……(苦笑)」

GM:「んで、ぴかっと光ったかと思うと、女性の姿になる」

一同:「はいい!?」

謎の女性:「わーい、だいせいこう♪」

GM:「さらに、後ろに立ってた兵士2人がババッと変装を解くと、シェオールと──ってマント取った姿は見たことはなかったね。顔を隠したゴーグルに長いおさげがトレードマーク。で、もう1人が──」

リューセ:「ラズリだねっ♪」

GM:「さらにさらに床がメコメコッと盛り上がり、ゴーヴァが姿を現す」

ゼナ:「ゴウ!」

ゴーヴァ:「ギ……ガ……!」

サリース:「でも、これでも多勢に無勢なのは変わりないわね」

ユンケ・ガンバ:「「分かんないよぉ。標語衆でもあれだけ強かったんだから、この人たちはもっと強いと思うんだけど」」

GM:「そのとーり。ゴーヴァはビーム兵器でビビッジャッボッボーン! ってかんじだし、シェオールも剣でズバズバと周りのヤツらを斬り始める」

アルバス:「オレは何があっても動かんぞ!」

GM:「はいはい。──で、ギリオンに化けてた女性の体が光を放って、一振りの剣に姿を変える」

アルバス:「どっかで見た剣だな──『十六夜』か!」

GM:「そ、十六夜ことマフィだ。そしてその剣を使うのは、ラズリの姪であるトパーズなのであります」

一同:「ああああ!(納得)」

リューセ:「トパーズだったのかぁ……。いくつになったんだっけ」

GM:「19歳。第二部のラズリと同じ年齢。──あとね、トパーズの周りを6枚羽根の生えたスライムのような生き物──カーという名前──がぱたぱたと飛んでいる」

リューセ:「……セラフ?」

GM:「──さあ、戦闘開始だ!」

GM:「百二十八将軍はトパーズたちが引き受けるんで、幹部たちをよろしく」

リューセ:「はーい」

サリース:「でもこっちの戦力は3人か」

GM:「あ、そういえばユンケはゲオルグのとこにいるんだっけ。じゃあここにいるワケだな」(と言って、デルクイの影を指す)

ゼナ:「でええ!? この人が、父さんだったのかぁ!」

サリース:「魔法アカデミーの理事長であり、ことわざ教の幹部でもあったのね……」

GM:「それにガンバもトパーズたちと一緒にいたわけだし、ほーら強い味方ができたじゃないか(笑)」
 

 イニシアティブはアルバスに変わって、リューセが振ることになった。
 

GM:「アルバスはどっちにつくの?」

アルバス:「うーん……」

リューセ:「悩まないでよぉ……」

アルバス:「戦局次第だな。それでどっちにつくか判断する。それまでは127人を倒すことに専念しようっと」

リューセ:(コロコロ)「1……。キャラクターを忠実に再現してるね」

GM:「ならこっちが先だな──と言ってもこのターンは移動しかできないか……。フクライを囲む様にしてフォーメーションを組む」
 

 まずは互いに接近、距離を詰める。ステージの下から飛び道具で狙うのは無理っぽいので、サリース・リューセ・ゼナがステージに駆け登る。
 

ゼナ:「父さんのいる方に登っちゃったな。父さんの様子は?」

GM:「ゲオルグ──デルクイは静観している」

アルバス:「どっちにも似たようなヤツはいるんだな」

GM:「教祖フクライは『ため』ね」

サリース:「てことは格闘家!?」

アルバス:「さ、オレのターンだ。──コーラでも飲むかな」
 

 第2ターン。やっぱりリューセはイニシアティブが取れず(今度は2を振った)、ことわざ教徒が先制。
 

プレイヤーP:「ヒマですー」

GM:「じゃあ敵のサイコロを振ってくれい」

プレイヤーP:「振ります。(コロコロ)──当たってますね」

GM:「ダメージは──31点」

サリース:「け、結構食らっちゃったな……」

リューセ:「今のでちょっと怖くなっちゃった。後ろに下がりまーす」
 

 モルバの攻撃ははずれ。対するサリースたちの攻撃もはずれ。
 

GM:「じゃあリルルも戦闘に参加しよう。折り畳み式のロッドを出して、階段を駆け上がる」

リューセ:「どこに隠してたんだか」

ゼナ:「姫のサイコロ振らせてー。(コロコロ)はずれ」

サリース:「アルバス! せめてシモーヌさんを守ってよ!」

アルバス:めんどくさいからヤダ

サリース:「ちょっとアンタねェー!」

アルバス:黙れ! オレはオレのやりたいようにやる!

リューセ:「トップに立ちたいなら、教祖を倒せばいいのに……」

アルバス:「教祖を倒してしまったらそれで終わりだろーが」

リューセ:「そしたら新たな教祖になればいいじゃない」

アルバス:「それもそうだな……。人の下につくのはイヤだし」

GM:「でも、何もしないんだろ?」

アルバス:「おう」

ユンケ:「ゲオルグの影からこっそり抜け出して、『クーア』を持ってる人──秘書の人のところに忍びよるだわさ。(コロコロ)判定には成功してる」

GM:「ならデルクイもタージュも気づかない。──あ、そうそう。秘書2人は、どっちもブスだから。そのくせごてごてと着飾ってる」

ゼナ:「最悪ですね。ことわざ通りではあるけど」
 

 そして第3ターン──
 

リューセ:「イニシアティブは──3。着実に進歩はしてる」

プレイヤーP:「でもこっちからですね。狸の攻撃が──(コロコロ)サリースにクリティカル! ダメージは56点!」

サリース:「防護点を引いても42点のダメージ!? ……ボロボロになっちゃった。──なんでそんなに強いわけ!?」

GM:「たかがことわざ教とバカにしてはいけない。戦闘能力は、高いよ」

リューセ:「私が傍にいてよかったね。すぐに治癒してあげるから」
 

 モルバの攻撃はまたもはずれ。
 サリースの反撃はヌキータにヒット。
 ゼナ・リルルの攻撃は当たったものの、デルクイにほとんどダメージはない。
 リューセの治癒魔法が飛んで、ユンケの番となる。
 

ユンケ:「『豚に真珠』を思いっっきり背後から殴るだわさ」

GM:(ダメージを聞いて)「そりゃますますブスになって、飛んでいってるなぁ……(笑)」

ユンケ:「次のターンに『クーア』をあさるだわさ〜」

アルバス:「さて、第三勢力であるオレの番だな。──傍観!(笑)」



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