ACT12.0[供犠]03

ヴァンダイク:「どうやらアレらしいな……」

リトナ:「そうみたいだね」

アリア:「やっと着いたぁー……」

ヴァンダイク:錯乱して、ふらふらと火を放ちに。

GM:何てことを(笑)。

ビオ:待て、ここには食料があるはず。燃やすのは食った後だ。

GM:入り口があって、右手に体育館ぐらいの建物。その奥に、二階建ての巨大な建物がある。

キュア:手前が倉庫で奥が工場……かな。

ヴァンダイク:ふぅむ……まずはセンサーを使うべきだな。

リトナ:ホモセンサー?

ヴァンダイク:食べ物センサーの方だ。ここに食料があるはずだからな。

ビオ:それはつまり、俺に探知しろということだな。(サイコロを振って)──14。かなりの成功だ。

GM:さすが。──手前の建物に反応が。

ビオ:食い物はあの中だ。

アリア:じゃあ、まずは腹ごしらえだね。

ヴァンダイク:それはよいが……あの壁をどう壊したものか。

アリア:扉があるでしょぉ!(笑)

ビオ:錯乱しすぎだ(笑)。
 

 へろへろのレプス04小隊は、食料倉庫(と思われる建物)の扉の前へ移動した。
 

アリア:カギ、開けるよぉー。(コロコロ)──うん、魔法で開いた。

GM:では、中にはギッチリと食料が。……と言っても保存食だけど。

ビオ:何でもいい。

アリア:とりあえず一食分食べようか。

ビオ:それじゃ足りねぇ。

キュア:ビオさんはね。

GM:キュアもじゃないの? 実は牛丼(並)が3杯食える女。

キュア:それはプレイヤーの方だって。

リトナ:胃が5つあるしね。

キュア:それじゃ牛だー。

ヴァンダイク:え、乳を見る限りでは牛姫様だと思えるのだが。

アリア:そんなことより……早く食べようよ。

ビオ:だな。食おうぜ食おうぜ。
 

 箱から中身を引っ張り出し……赤茶け、パサパサした保存食をむさぼるように、食べた。
 

ビオ:「ガツガツムシャムシャ……ブホォ!」

キュア:「ビオさん、あせりすぎ」

GM:では──……アリア。『知覚』で、プラス30の修正で判定してみて。

アリア:何の判定だろ。──プラス30なら、ファンブル振らないかぎり成功だよ。(コロコロ)問題なく成功。

GM:カリッ、と何か固いモノを噛んだ気がする。

アリア:「んん……?」(口から出してみる)

GM:石のかけら、だね。

アリア:「これって……──え……?」
 

 それは──幸運のかけら、『ピース・オブ・ラック』だった。
 

アリア:「ねえ……こんなのが入ってた……」

リトナ&ヴァンダイク:当たりだ。

リトナ:それって、未使用?

GM:いや……『石』の効力はもう、失われている。

ヴァンダイク:じゃあハズレか。

アリア:「なんか……今、すっごくイヤな想像が頭の中駆け巡ったんだけど……」

キュア:「うん、私も……」

アリア:これって……確か、身につけるモノだよね……。

GM:そう、だね。

アリア:………………。

ヴァンダイク:それが、何か問題でも?

ビオ:なあ……保存食って、どんなヤツなんだ……?

GM:カ○リーメイトの、チョコレート味みたいなヤツ──赤茶けた色をしている。

キュア:赤茶けたって、言わないでよぉ……。

アリア:「……あたし、もう、いらない……」

ヴァンダイク:「空腹だったのではないのか? ビオ、食べたらどうだ?」

ビオ:「そうしてぇが……ダメだ。こいつは……不味い。……俺も、もういらねえ」

ヴァンダイク:「ビオが食べ物を残すとはな」 ……もうおなかいっぱいなのか、と解釈。

リトナ:「前にもこんなこと、なかったっけ……?」(ACT8.5参照)

ビオ:「ああ……この味、吐き気がするぜ」

アリア:(消え入りそうな声で)「ねえねえ……ここの工場ちゃんと調べてから……それからまた食べようよ」

リトナ:「何だかよく分からないけど……反対する理由もないし、いいよ」

アリア:「じゃあ……いこう」
 

 イヤな予感がした。……その予感が、外れてくれたらいいと思った。

 レプス04小隊は、奥の建物へ向かった。
 

ヴァンダイク:「人影が見当たらんが……それはそれで不気味だな」

アリア:扉、開けるね。(コロコロ)成功してる。

GM:引き戸になってる大きな扉を開けると、箱が山積みになった広い場所。どうやら搬入口みたいだね。

リトナ:なるほど。

GM:奥の壁が一部ガラス張りになってて、ベルトコンベアがある。流れているのは武器だ。

ヴァンダイク:武器工場か。……見たこともない武器も混じっているようだが。

キュア:武器もだけど……工場全体の雰囲気が、<アルカディア>っぽくない気がする。

リトナ:遺失文明のモノなんじゃない?

キュア:遺失?

リトナ:いや、いいや。……先に進む?

アリア:そうだね。
 

 ベルトコンベアの部屋を抜け、一行は幅の広い通路へ出た。
 

ヴァンダイク:「おや、人影が」

GM:白い服を着た人たちだね。ぱっと見たかんじ、非戦闘員のようだ。

リトナ:<プラント>の職員かな?

ヴァンダイク:「やあ、どうもどうもどうも」

ビオ:まあ、おっちゃんは無視して。

GM:無視って……。警備用の、機械兵器とかゴーレムとか呼んじゃうよ。

アリア:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

ヴァンダイク:どうもどうもどうも。

GM:緊張感のカケラもないな。

アリア:職員の人に峰打ち〜。

リトナ(アルバス):スリぃぃぃぃープ!(銃を振り下ろすマネ)

ビオ:ハルバートで峰打ちか?

キュア:ビオさんがやったら死んじゃうって。

アリア:あたしが魔法で眠らせる。(コロコロ)……失敗(笑)。

GM:はい残念、警備ロボ&ゴーレムが来るよ。

キュア:結局強行突破か〜!

アリア:リトナ、人型に変身。戦闘だよ。

リトナ:猫の姿でちょろちょろ逃げ回ってもいいんだけど……たまには人型になるか。

GM:ではイニシアティブを決めよう。

キュア:懐かしい単語ね(笑)。

ビオ:つーかよ、ここに何しに来たんだっけか?

キュア:<プラント>の破壊。

ビオ:暴れてOKだな。

GM:沙夜を助けにきたんじゃ……?

ビオ:暴れ過ぎたらダメじゃねーか(笑)。

GM:ではサイコロを振るのだ〜!
 

 一番手はビオ。一気に敵との距離を詰める。
 

ビオ:こういう連中なら、手加減いらねえな。思いっきり殴っちゃる。
 

 ズバッと相手にダメージを与えるビオ・サバール。続いてはヴァンダイクの攻撃。
 

ヴァンダイク:(目標値を見て)さすがにこれは外さないだろうと……(コロコロ)おや、外れておるな。

GM:相変わらず攻撃の当たらない人だねー……。

キュア:私は、回復魔法を使うかもしれないから、順番遅らせてゼロ待機(行動順を一番最後に回す)で。

GM:で、こちらの攻撃だな。斬りかかってきたビオに反撃。(コロコロ)ダメージ34点。

アリア&リトナ&キュア:うわー、それ食らってたら『重傷』だよ。

キュア:ビオさんなら、『軽傷』で済む?

ビオ:いや……34点なら、ギリギリで『重傷』だ(ダメージに関するルールはこちらを参照)

GM:んで……と。存在感がまるでないスティールとラグランジェが敵を何人か引き受けて……こちらの戦闘はノーカウントでいこう。

キュア:そっちはそっちで戦ってるってことね。──いけ、スティール!

GM:スティールにだけは偉そうだよね……。

キュア:実際、偉いし。
 

 リトナが攻撃され『重傷』を負い、反撃の爪攻撃が相手に『軽傷』を負わせた。

 アリアがリトナのサポートに入り、攻撃呪文で援護。
 

キュア:行動順遅らせておいてよかった……。ビオさんに回復魔法を。

ビオ:よしよし。

GM:いつも思うんだけど、回復魔法ってビジュアル的にはどんなかんじなんだろうね。

アリア:傷口を、キラキラと光が覆うんじゃないの?

GM:じゅくじゅくじゅく〜とふさがっていくんだったらイヤだな〜。

ヴァンダイク:天使が降りてきて、でっかい注射器を刺していくのだよ。

キュア:それはイヤかも……。

GM:んで、次のターンだね。



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