シュリ:(暗闇に対する恐怖判定を行って)04! もう大丈夫!
レイチェル:急に態度が大きくなったりして。
シュリ:フウゲツの隣はスノウに返そう。「ごめんね。もう大丈夫……たぶん」
スノウ:「うん……じゃあ…………せっかくだから」(フウゲツの隣へ)
GM:では2階です。前に言ったように、吹き抜けになってて、ホールが見下ろせるようになってる。『タイタニック』(映画)の最後に出てきた──
シュリ:ディカプリオが待ってた?
GM:そうそう、あんな風ないいかんじの手すりがある廊下。
シュリ:あのシーンで泣いてしまったからねー……(しみじみ)。
幽霊屋敷見取り図(二階)
GM:手すりの反対側の壁には小さな扉が3つ。廊下の奥にちょっと大きめの扉。
フウゲツ:さっきと同じ順番で。
GM:てことはまずピアノがあった部屋の上のとこだね。
フウゲツ:扉を開ける。
GM:鍵がかかってるけど……レイチェルが開けるか。
レイチェル:(コロコロ)開いた。
GM:そうすると、狭い部屋だね。窓がひとつ。扉が(今入ったのを除いて)2つ。どの壁にも扉か窓がある造りだ。
シュリ:人が入った形跡は?
GM:鍵がかかってたし……足跡とかもないね。
フウゲツ:左の扉をガチャリ。
GM:やっぱり狭い部屋。窓も扉もない。
ユリア:ではここがヴァイスの部屋で決定れすね。
フウゲツ:ではもうひとつの扉。
GM:今の部屋のちょうど2倍ぐらいの広さの部屋。この3つの部屋の広さを合わせたら、ちょうど下のピアノの部屋と同じぐらいになる。
シュリ:どんな部屋? 窓とか家具とか。
GM:古い家具一式に、大きめの出窓。なかなかいい部屋だよ。
フウゲツ:では、反対側を調べてみよう。廊下をてくてく歩いて反対側へ。
一行は、和室の上に当たる部屋を調べた。今度は先程と区切り方が逆で、広い部屋の向こうに小さな部屋が2つある。
ヴァイス:人が入った形跡もないか……。
シュリ:このへんの部屋は、寮にしたときそのまま使えそうね。
フウゲツ:では、向かいの部屋へ。
GM:応接室の上に当たる部屋だ。広さも大体同じぐらい。で……ぬいぐるみとかオモチャがいっぱい置いてある。
フウゲツ:子供部屋……か?
GM:そうみたい。壊れたオモチャやちぎれたぬいぐるみが床に落ちてる。
シュリ:それは……時間が経って、落ちたりして壊れたかんじ? それとも明らかに人為的に壊したかんじ?
GM:判定してみて。プラス20の修正をあげよう。
シュリ:(コロコロ)失敗。
フウゲツ:(コロコロ)ファンブルー! をを、これはアフロ犬のぬいぐるみ!(笑)
ヴァイス:(コロコロ)成功してる。
GM:床に落ちて壊れたモノもあるけど……ちぎれた綿の部分にまでホコリが積もったりしてるから、誰かが壊したのか……あるいは壊れたヤツをそのまま放置したんじゃないかなーと推測できる。──最近人が入って荒らしたってワケではなさそう。
ヴァイス:この部屋の持ち主がカンシャク持ちだった可能性がある、か……。
シュリ:そうね。
GM:ではここで危険感知。
みんなでサイコロコロコロ。
フウゲツ:よっしゃ、今度は成功してる。
GM:天井にイヤな気配が。
フウゲツ&ヴァイス:見上げる!
魔法の明かりに照らし出されたのは──体の表面をぬらぬらと光らせた、人間大のトカゲ。
フウゲツ:「何者だ!」
トカゲ:『シャァアァーーー!』(威嚇)
フウゲツ:「俺たちをエサか何かだと思ってるみたいだな。──みんな下がれ! ここは俺に任せろ!」
ヴァイス:じゃ、あとはよろしく──ってウソだけどさ。
レイチェル:部屋を出ていってしまうのか。
ヴァイス:戦って、自分の部屋を手に入れてください!
フウゲツ:俺の部屋は下の和室〜!
ユリア:部屋の広さからして……ふたりぐらいしか並んで戦えないれすね。
フウゲツ:俺が刀で……シュリは銃か。銃は振り回すモンじゃないよな。
シュリ:そうね、決して振り回す武器じゃないわね(←元アルバス)。
ヴァイス:説得力なさすぎ。
GM:そういえば、フウゲツの刀の名前は?
フウゲツ:あ、決めてなかった。
ユリア:月の民は、自分の刀に恋人の名前をつけるんれすよね。
GM:そーなのか? そうするとクロヌシの刀『弧月』は……
ユリア:男色を教えた師匠の名前なのれす。
GM:コゲツさんって人がいたのか。……コゲツってフウゲツのお父さん?
シュリ:じゃあフウゲツの刀の名前は『黒主』?
フウゲツ:勝手に変な設定を付け加えないよーに(苦笑)。『闇主』ぐらいで。
ユリア:ヤミヌシという人に男色の指南を。
フウゲツ:違うっての。
レイチェル:私もビームトンファーを出して前に出よう。
フウゲツ:「この間みたいなパンチを期待してますよ」
レイチェル:「……キックです」
ヴァイス:何人ぐらい並んで戦えそう?
GM:だから2人だってば。──トカゲはまだ天井にはりついている。赤い舌をチロチロさせながら。
戦闘開始である。全員でサイコロを1個振り、数が大きかった者から順に行動する。
ヴァイス:イニシアティブ10! 僕からだね。……命中率を上げる魔法を使おうかな。それとも<明かり>の魔法で部屋を明るくした方がいいかな……(悩)。
消費する精神力と魔法効果を比べた結果、部屋を明るくした方がいいという結論に。
GM:では呪文の詠唱をどうぞ。
ヴァイス:え、そこまでやらされるの!?
GM:セッション始まる前に言ったぞ(当然リプレイには未収録)。それに、魔法の詠唱はマジックユーザーの見せ場だと思うんだけどなー……。
ヴァイス:心の準備ができてなかった。
GM:(人の話聞いてなかっただけじゃ……)
ユリア:「明かりを!」ぐらいでいいんじゃ?
ヴァイス:じゃあ……「真なる言葉の導きにより、光を!」
GM:部屋が明るくなり、ぬらぬらしたトカゲの様子がよく見えるようになった。
シュリ:あたしも10だった。……腰のポーチのフタを開けて、いつでも湿布(特殊な湿布で、回復魔法と同じ効果がある)が取り出せるようにしておく。
GM:イニシアティブで9振った人いない? じゃあ、8、7、6……
ユリア:6。気持ち悪い生き物を素手で触りたくないから、後ろにいるれす。
GM:で、こちらか(GMは5を振った)。トカゲは、ビチャンッと天井から落ちてくる。気持ち悪ーい体液が辺りに飛び散るよ。
一同:う……。
フウゲツ:で、俺ですね。容赦なくブッタ斬ります。「死ね、バケモノ!!!」
フウゲツの放った平突きは、ほとんど抵抗なくトカゲの身体に吸い込まれた。トカゲは一気に『重傷』に。
シュリ:ブッタ斬ると言いながら突いてるし。
GM:クロヌシと同じ『突き技』だし。……やっぱ師匠なのか?(笑)
フウゲツ:「今だ! この間みたいなキックを!」
レイチェル:汚れるのがイヤだから、ビームトンファーにする。両方出して、ビタンとたたきつける。
ビームの刃がトカゲの体表を焼き、体液と肉が焦げる臭いが辺りに立ち込める──トカゲはまだ痙攣しているが……瀕死の状態だ。
ユリア:(くんくんと臭いをかいで)「この肉は食えません」
ヴァイス:……ファンブル振ったら「食える」って言うのか……?
シュリ:「臭いがヒドイし、窓開けようよ」
ユリア:窓から外に放り投げれば。
フウゲツ:……そうしよう。
ヴァイス:……エグい光景かも。
スノウ:(顔をそらして見ないようにしている)
フウゲツ:窓開けて、ポイッ!
ユリア:ついでに外の空気を吸って深呼吸するれす。……そうすると下からトカゲの臭いが(笑)。
GM:窓を開けたならちょうどいいや。──窓を開けると、裏庭が見える。草が生い茂っていて……その向こうに、小さな建物がある。倉庫、ぐらいかな。
フウゲツ:あんなのがあったんだ。
GM:入り口は、ここから見える範囲では見当たらないけどね。窓も、扉もない。
フウゲツ:2階が調べ終わったらいってみよう。

GM:ベッドと小さな家具がある部屋。8畳間ぐらいの広さ、かな。
フウゲツ:ふむ。その隣は?
GM:3部屋とも、同じような造り。
レイチェル:人が入った形跡は?
GM:ないよ。
フウゲツ:「このへんの部屋お薦めだぞー。ツバつけるなら今のうちだぞー」
ユリア:でもよく見たらベッドにプレートがあって、『ジャッハ』と書いてあるとか(第三部ネタ)。
GM:ジャッハくさいベッドがあるのか(笑)。


