ACT7.0[いつもみている] 05

フウゲツ:では一番はしっこ。

GM:書庫の上の部屋か。──寝室だね。家具からして、夫婦のと言うより女性用の、ってかんじ。古いけど高そうなタンスとか、天蓋付きの大きなベッドとかある。

フウゲツ:最近使われた形跡は?

GM:ありますなー。足跡はいっぱい残ってるし、ベッドは変にキレイでホコリがついてない上に、シーツにしわがあったりする。

ユリア:「キレイなベッドだけ使ってたんれすね」

GM:そうみたいだ。

ヴァイス:「つまり……誰かが、ここを、使ってた、ということだな……」

スノウ:(ヴァイス、それさっきユリアちゃんが言った……)

レイチェル:……トカゲ?

ユリア:そっか、ここで見た生き物ってアレだけれすね(笑)。

シュリ:「誰かがガラスの割れたトコから入り込んで、寝泊まりだけしてた、ってことよね……」

フウゲツ:「……一体、誰が……?」

GM:(なはは、カップルがラ○ホテル代わりに使ってただけなんだよー)

ヴァイス:これで一通り見てまわった?

シュリ:塔の部分への入り口がなかったわね。

ヴァイス:外に出て、屋敷の周り一周してみようか。
 

 外に出た一行は、ぐるりと屋敷の周りを調べてみた。
 

GM:食堂のすぐ裏手に召し使い用の小さな部屋が集まった長屋みたいのと、馬屋があった。──塔への入り口は見つからない。

ヴァイス:塔にはどこから入るんだ……? ──召し使い用の部屋を覗いてみるけど。

GM:君にとって住み心地よさそうな狭い部屋だよ。質素なベッドがある。

シュリ:決まりかな。

ヴァイス:フフフフフフフフ……決まりだね。

フウゲツ:裏庭に変な建物があったよね。

GM:うん。入り口も窓もない建物。

フウゲツ:そっちにいってみよう。ぐるっと回ってみるけど、マジで何もない?

GM:ないね。入り口らしきモノも、窓らしきモノも。

ヴァイス:壁を叩いて、音がおかしいところがないか調べてみよう。

GM:では判定するのじゃ。

シュリ&ヴァイス:(コロコロ)成功。

GM:長方形の建物なんだけど……短い辺のかたっぽの壁が、他の3面と比べて音が違った気がした。だけど隠し扉とかは見つからなかったねー。

一同:んー……。

ヴァイス:壁、崩せるかな?

シュリ:崩せるんじゃない? レイチェルのパンチで。

レイチェル:……キックです。

シュリ:GM、壁崩せそう?

GM:普通の家の壁を壊す技能があるなら。

シュリ:「壊そう」

フウゲツ:「放っておいていいんじゃないか?」

シュリ:「え、でもイヤじゃない? これから住む家にこういうよく分かんない建物があるのって」

ヴァイス:「意味もなくあるはずないしなぁ……」

フウゲツ:「調査はするけど、壊すのは後日でもいいだろ?」

シュリ:「調査するために、壁に穴を開けてみるんだって」

ヴァイス:「正体不明の誰かがここを使ってるのは間違いないし……。その誰かを未だに発見できてないし……」

GM:(正体不明のカップルね(笑))

ヴァイス:「調べられるところは調べた方がいいと思う」

レイチェル:「壊しますか」

フウゲツ:「俺は壊したくない。……何かがそう告げている」

ユリア:「何かを封印してあるとか?」

フウゲツ:「そう、そういうのだったら……ヤベエよな」

ヴァイス:(魔力感知してみて)「特に変な魔法力は感じないけど」

シュリ:(こっそり判定して)(封印魔法が使われてるワケでもなさそうね……)

レイチェル:「で、どっちですか」

シュリ:「あたしは壊していいと思う」

ユリア:「道具は?」

シュリ:(レイチェルを指差して)「ここに」

レイチェル:「……道具ですか」

フウゲツ:「んー……」

ヴァイス:「あの塔も気になるんだけどなぁ。……隠し扉とかないのかな」

シュリ:「可能性はあるわね。内側で塔に接してるトコとか」

ユリア:「それって廊下の突き当たりなんじゃ」

シュリ:「外側ももう一回調べてみよーか」

GM:塔の方にいくのか(笑)。──もう一度調べてみるのだね。

ユリア:(判定してみるとかなりの成功度)「外側に隠し扉はないれすね。断言しちゃいます」

ヴァイス:(小声で)「今ひとつ信憑性が……」

ユリア:「ユリアには分かるんれす!」

シュリ:「言えば言うほど説得力ないわねー(笑)」

ユリア:「うー……。(ふと気づいて)誰か壁を登ったりできないれすか? 上の方に明かり取りがあるかも」

シュリ:「その手があったわね。……ヴァイス、いってらっしゃい」

ヴァイス:「何で僕なのさ」

シュリ:明かり取り、ある?

GM:上の方に小さなのがあるっぽい。中は覗けそうだけど……そこから入るのはムリだね。

レイチェル:「じゃあ、登ってみよう」(←忍者ロボット)

ユリア:「失敗したら落ちてくるのかなー。……少し離れているれす。受け止めたらケガするのこっちだし」

レイチェル:「……ヒドイ」
 

 ロッククライミングの要領で塔の外壁を登っていくレイチェル。ほどなく、てっぺんにたどりついた。
 

レイチェル:明かり取りから中を覗いてみる。

GM:そんなに大きなモノではないし、中は暗いから……光が一筋差してるような状態だよな。では視覚判定するのだ。

レイチェル:(コロコロ)ギリギリで成功。

GM:ギリギリかー。床しか見えないなー。でも床があるってことは、てっぺんが部屋になってるってことだね。この塔は吹き抜け3階という造りではないらしい。

ユリア:それが分かっただけでも。塔の方が建物より高いんだよね?

GM:そうだね。

フウゲツ:「中に戻るか」

シュリ:(暗所恐怖症の判定は失敗)「あたし、外で待ってる」

フウゲツ:「そうか……。危険はないと思うけど、何かあったら呼べよ」

シュリ:「はーい」

GM:スノウとカーキも残るか。カーキは飽きたっぽいし。

シュリ:じゃあ3人でぼぉーっとしておく。

フウゲツ:では2階の廊下の突き当たりを。……実はこういう探索系は苦手なんだけど。(コロコロ)ほら失敗。

ユリア:(コロコロ)失敗れす。

ヴァイス:(コロコロ)僕も失敗だ。……でも我々にはレイチェルがいる。

レイチェル:(コロコロ)……失敗。

GM:みんな失敗か。じゃあ何も分からなかった(困ったな、ここに隠し扉があったのに)

フウゲツ:今度は1階の廊下の突き当たりだー。

ユリア:(コロコロ)おお、(10面ダイス2個の目が)『0』『0』れす!

ヴァイス:おお!

GM:『0』『0』は『100』だからファンブルだろ?(10面ダイスを2個振り、それぞれを十の位・一の位にすることで100面ダイスを振る代わりとしている)

ユリア:大ファンブルれす。

ヴァイス&フウゲツ&レイチェル:(コロコロ)成功。

GM:(1階に隠し扉があったことにしよう)成功した人は隠し扉を見つけた。ファンブルした人はネズミが通れそうな穴を見つけた。

ユリア:「こっちれす! この穴から入るんれす!」

フウゲツ:(無視して)隠し扉ガチャ。

GM:上に続く螺旋階段がある。真ん中に太ーい柱があって、その周りをぐるぐる登っていくようになってる。

ユリア:ああ、これが『月の螺旋』なんれすね。

レイチェル:おわり。
 

 GM大笑い。
 

レイチェル:意味が分からない。

GM:こんなエンディングイヤだー!
 

 螺旋階段を上っていく。突き当たりにある部屋が、先程レイチェルが覗いた部屋だ。
 

GM:重々しい鉄の扉を開けると……拘束具とかがある部屋。

フウゲツ:拷問室……?

GM:というか、誰かを閉じ込めておくためのモノ、かな。

レイチェル:ヴァイスの部屋に決定。

ヴァイス:待てコラ。……でも、誰かが監禁されてたってことか?

GM:そういうプレイをする部屋だったのかも。

ヴァイス:どーゆープレイだよ。

GM:知りたい?

ヴァイス:遠慮しておく。



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