フウゲツ:(コロコロ)気づいたぞ。
GM:女性の声がした気がした。
フウゲツ:「??? ……シュリ、何か言った?」
シュリ:「んーん。スノウじゃない? ヴァイス、何かした?」
ヴァイス:「してないッ!」
スノウ:「あたしも、何も言ってないけど?」
フウゲツ:どこから聞こえた?
GM:下。
シュリ:下? 1階ってこと?
GM:(首を横に振って)地面の下、かな。場所までは特定できなかったけど。
ヴァイス:「考えられるのは……地下通路か、それとも別の地下室があるのか」
フウゲツ:「地下通路もよく調べてなかったしな……。──よし、調べよう」
シュリ:「ええええ〜!」
水音が一番大きく聞こえるのは、応接室(の下の方)のようだ。
一行は応接室〜和室の床を調べてみたが、これは外れ。
更に範囲を拡大して塔の階段を調べてみると……
GM:螺旋階段の真ん中の柱。階段の途中に隠し扉があるのを見つけた。
フウゲツ:隠し扉、オープン!
GM:ガコッと開けると、柱の中が空洞になってて、下へ降りるハシゴが付いてる。
フウゲツ:「降りてみよう」
シュリ:「ヤダ」
フウゲツ:「そう言わずに……」
レイチェル:「私はいく」
フウゲツ:「うん、君が来ないと始まらない(笑)」
ユリア:「気が進まないけど……ユリアもいくれす」
シュリ:(暗所恐怖症の判定は成功)「……あたしも、いく」
スノウ:「あたしもいくけど……フウゲツさん、上見ないでくださいよ?」(←スカートはいてる)
フウゲツ:「大丈夫、問題ないッ」
ハシゴを降りて、暗い地下通路へ。奥へ進むと、木でできた頑丈な扉が姿を現した。
フウゲツ:(カンテラで照らしながら)「レイチェル、頼んだ」
レイチェル:「はい。(鍵開けを試みてみるが)……失敗しました」
フウゲツ:「……どうしよう」
シュリ:「壊してしまお」
ドッカンドッカン! ばきばきばき!
GM:鍵の意味がありゃしない……。
ひんやりとした空気が漂うその部屋は、酒蔵だった。大きなワイン樽が所狭しと置いてある。
レイチェル:「なんでワインをわざわざ隠し通路の奥に……」
シュリ:「スゴイ名酒なのかも。……ちょっと樽たたいてみようかな」
フウゲツ:ズッキューンという音が。
GM:何故に。
フウゲツ:しかもDA PUMPの声で。ズッキューン!
GM:ひとつだけ、音が変な樽があるよ。
フウゲツ:開けちゃえ開けちゃえ〜!(←壊れ気味)
シュリ:栓を抜いてみよう。
GM:そうすると、血のように赤いワインがドボドボとあふれてきて、足元を濡らしていく。
ヴァイス:「……これって、ホントにワインだよね……?」
シュリ:原油とか言わないよね。
GM:それはないな(笑)。
シュリ:調べてみるよ。(コロコロ)判定には成功してる。
GM:異臭がする、かな。
シュリ:「このワイン、変な匂いがする」
一同:「………………」
シュリ:「フタ開けてみよっか。……レイチェル、フウゲツ、お願い」
樽を棚から降ろし、フタを開けてみると……
GM:たぶん想像ついてると思うけど。何が入っているでしょーか。
シュリ:DA PUMP。
GM:それはコワイ。
フウゲツ:猫の死体……?
GM:人の死体、だね。死体のワイン漬け。
ヴァイス:それは、スノウに見せないようにかばうけど。
ユリア:来てたんだ。
ヴァイス:来てたよね、スノウ。
ユリア:いや、ヴァイスが。
ヴァイス:いるよッ! 存在感ないけどさッ!
フウゲツ:「死んでから何年も経ってそうだな……。こんなんじゃ、よく分かんないが」
シュリ:他の樽も調べてみよう。
GM:他のお酒は普通の──かどうか分かんないけど──お酒だね。死体が入ったりはしてない。
ヴァイス:どっちにしても、ここの酒は飲みたくないな……。
GM:ではここで聴覚判定。臭いがスゴイから、マイナス5の修正をあげよう。
ヴァイス:(コロコロ)07で成功。
GM:酒蔵の奥から水音がする。
ヴァイス:「壁の向こうから水音がするんだけど」
シュリ:「それは調べてみるしかないわね」
フウゲツ:(コロコロ)94! 失敗!
シュリ:(コロコロ)98!(ファンブル) イエスッ!
レイチェル:いや、「イエス」じゃなくて。
ヴァイス:(コロコロ)僕が成功してる。
GM:人間入りの酒樽をどけた壁に、よく見れば分かる程度の隠し扉がある。
シュリ:隠し扉多いわねー。
フウゲツ:いってみよう。

幽霊屋敷見取り図(地下)
GM:部屋の端っこの石畳が割れてて、そこから水があふれてきてるのだな。そしてその水が部屋が傾いてるせいで別の端まで流れていってて、同じく石畳に穴が開いてるところに流れこんでいっている。こちらは空洞らしくって、水がダバダバと落ちていく音が響いているね。
レイチェル:どういうこと??
GM:えーと……この石畳の部屋の下に、大きな地下水路があると思いねえ。
レイチェル:ふんふん。
GM:で、地震か何かで、この水路が埋まってしまった。そうすると崩れたところを境に片方は水でいっぱいに、もう片方は水がからっぽになる。
レイチェル:……そうだな。
GM:んで、水圧とかで押し上げられた水が、上の石畳を破って漏れてきた。水は傾いた石畳の部屋を横切り、これまたうまい具合に崩れてた穴から、地下水路に流れこんだ。石畳の部屋がバイパス代わりになったのだな。
レイチェル:何となく分かった。
石畳の部屋と地下水路を横から見た図
フウゲツ:地下水路には降りれそう?
GM:涸れた方──水が流れこんでいってる方になら、何とか。水路の直径が3メートルぐらいあるから、ロープがないとつらいだろうけど。
フウゲツ:「ロープ。できれば縄ばしごを」
ヴァイス:「誰か持ってる?」
レイチェル:「上にいけばあると思う。取ってこよう」


