ACT7.0[いつもみている] 07

GM:ではみんなで屋敷から出ようとしたとき、だ。──んじゃここで聴覚判定。

フウゲツ:(コロコロ)気づいたぞ。

GM:女性の声がした気がした。

フウゲツ:「??? ……シュリ、何か言った?」

シュリ:「んーん。スノウじゃない? ヴァイス、何かした?」

ヴァイス:「してないッ!」

スノウ:「あたしも、何も言ってないけど?」

フウゲツ:どこから聞こえた?

GM:下。

シュリ:下? 1階ってこと?

GM:(首を横に振って)地面の下、かな。場所までは特定できなかったけど。

ヴァイス:「考えられるのは……地下通路か、それとも別の地下室があるのか」

フウゲツ:「地下通路もよく調べてなかったしな……。──よし、調べよう」

シュリ:「ええええ〜!」
 

 水音が一番大きく聞こえるのは、応接室(の下の方)のようだ。

 一行は応接室〜和室の床を調べてみたが、これは外れ。

 更に範囲を拡大して塔の階段を調べてみると……
 

GM:螺旋階段の真ん中の柱。階段の途中に隠し扉があるのを見つけた。

フウゲツ:隠し扉、オープン!

GM:ガコッと開けると、柱の中が空洞になってて、下へ降りるハシゴが付いてる。

フウゲツ:「降りてみよう」

シュリ:「ヤダ」

フウゲツ:「そう言わずに……」

レイチェル:「私はいく」

フウゲツ:「うん、君が来ないと始まらない(笑)」

ユリア:「気が進まないけど……ユリアもいくれす」

シュリ:(暗所恐怖症の判定は成功)「……あたしも、いく」

スノウ:「あたしもいくけど……フウゲツさん、上見ないでくださいよ?」(←スカートはいてる)

フウゲツ:「大丈夫、問題ないッ」
 

 ハシゴを降りて、暗い地下通路へ。奥へ進むと、木でできた頑丈な扉が姿を現した。
 

フウゲツ:(カンテラで照らしながら)「レイチェル、頼んだ」

レイチェル:「はい。(鍵開けを試みてみるが)……失敗しました」

フウゲツ:「……どうしよう」

シュリ:「壊してしまお」
 

 ドッカンドッカン! ばきばきばき!
 

GM:鍵の意味がありゃしない……。
 

 ひんやりとした空気が漂うその部屋は、酒蔵だった。大きなワイン樽が所狭しと置いてある。
 

レイチェル:「なんでワインをわざわざ隠し通路の奥に……」

シュリ:「スゴイ名酒なのかも。……ちょっと樽たたいてみようかな」

フウゲツ:ズッキューンという音が。

GM:何故に。

フウゲツ:しかもDA PUMPの声で。ズッキューン!

GM:ひとつだけ、音が変な樽があるよ。

フウゲツ:開けちゃえ開けちゃえ〜!(←壊れ気味)

シュリ:栓を抜いてみよう。

GM:そうすると、血のように赤いワインがドボドボとあふれてきて、足元を濡らしていく。

ヴァイス:「……これって、ホントにワインだよね……?」

シュリ:原油とか言わないよね。

GM:それはないな(笑)。

シュリ:調べてみるよ。(コロコロ)判定には成功してる。

GM:異臭がする、かな。

シュリ:「このワイン、変な匂いがする」

一同:「………………」

シュリ:「フタ開けてみよっか。……レイチェル、フウゲツ、お願い」
 

 樽を棚から降ろし、フタを開けてみると……
 

GM:たぶん想像ついてると思うけど。何が入っているでしょーか。

シュリ:DA PUMP。

GM:それはコワイ。

フウゲツ:猫の死体……?

GM:人の死体、だね。死体のワイン漬け。

ヴァイス:それは、スノウに見せないようにかばうけど。

ユリア:来てたんだ。

ヴァイス:来てたよね、スノウ。

ユリア:いや、ヴァイスが。

ヴァイス:いるよッ! 存在感ないけどさッ!

フウゲツ:「死んでから何年も経ってそうだな……。こんなんじゃ、よく分かんないが」

シュリ:他の樽も調べてみよう。

GM:他のお酒は普通の──かどうか分かんないけど──お酒だね。死体が入ったりはしてない。

ヴァイス:どっちにしても、ここの酒は飲みたくないな……。

GM:ではここで聴覚判定。臭いがスゴイから、マイナス5の修正をあげよう。

ヴァイス:(コロコロ)07で成功。

GM:酒蔵の奥から水音がする。

ヴァイス:「壁の向こうから水音がするんだけど」

シュリ:「それは調べてみるしかないわね」

フウゲツ:(コロコロ)94! 失敗!

シュリ:(コロコロ)98!(ファンブル) イエスッ!

レイチェル:いや、「イエス」じゃなくて。

ヴァイス:(コロコロ)僕が成功してる。

GM:人間入りの酒樽をどけた壁に、よく見れば分かる程度の隠し扉がある。

シュリ:隠し扉多いわねー。

フウゲツ:いってみよう。

 広い、石畳の部屋だった。地震でもあったのか部屋はわずかに傾き、崩れて埋まっている場所や石畳が割れてる場所がある。


幽霊屋敷見取り図(地下)

GM:部屋の端っこの石畳が割れてて、そこから水があふれてきてるのだな。そしてその水が部屋が傾いてるせいで別の端まで流れていってて、同じく石畳に穴が開いてるところに流れこんでいっている。こちらは空洞らしくって、水がダバダバと落ちていく音が響いているね。

レイチェル:どういうこと??

GM:えーと……この石畳の部屋の下に、大きな地下水路があると思いねえ。

レイチェル:ふんふん。

GM:で、地震か何かで、この水路が埋まってしまった。そうすると崩れたところを境に片方は水でいっぱいに、もう片方は水がからっぽになる。

レイチェル:……そうだな。

GM:んで、水圧とかで押し上げられた水が、上の石畳を破って漏れてきた。水は傾いた石畳の部屋を横切り、これまたうまい具合に崩れてた穴から、地下水路に流れこんだ。石畳の部屋がバイパス代わりになったのだな。

レイチェル:何となく分かった。


石畳の部屋と地下水路を横から見た図

フウゲツ:地下水路には降りれそう?

GM:涸れた方──水が流れこんでいってる方になら、何とか。水路の直径が3メートルぐらいあるから、ロープがないとつらいだろうけど。

フウゲツ:「ロープ。できれば縄ばしごを」

ヴァイス:「誰か持ってる?」

レイチェル:「上にいけばあると思う。取ってこよう」



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