GM:子供たちが群がってくるぞ。「あ、ハムの人だ〜!」
ヴァイス:ここでもかっ! 「はいはい、真心込めたハムだよ。今日はハムだけじゃなくておもちゃもあるけどね」
GM:(おもちゃなのか……)
ヴァイス:ちなみに、こっちのハムはまともなハムだ。
ヤオ:「わ〜、何かうにうに動いてる〜!」
キリー:「なかなかアダルトなおもちゃをお持ちですね、ヴァイスさん」
ヴァイス:またんかい、誰がそんなもんを持ってくるかい(笑)。フツーのおもちゃだっての、人形とか剣玉……はないか?(笑)
GM:月の民なら持ってるかも。
ヴァイス:どのみち、ふつーの子は遊び方がわかんないか。西洋の子供のおもちゃって、よく分かんないや。積み木とかかね。
GM:帝都最新のモデルを、ってとこか。
ヴァイス:そんな感じそんな感じ。
GM:最新型の、大人のおもちゃ(しつこい)。
ヴァイス:くどいぞ、いい加減。良識はあるつもりだからね。
GM:シルヴァさんには?
ヴァイス:なにがいいかなぁ……聖典とかは持ってるだろうし。……よし、押し花を絵のようにあしらった額縁にしよう。
GM:凝ってるなあ……。『貢くんのヴァイス』か?
ヴァイス:ちゃうわっ! 大体、お土産って用意されたものじゃなかったのか。
GM:そーいえばそうだ。
シルヴァ:「いつも悪いねえ……」
ヴァイス:「いえ、気持ちばかりのものですし……シルヴァさんにお世話になったことを考えれば、これくらい大したことじゃないですよ(ニコッ)」……ああ、自分でもなんか、たらしっぽく……(笑)。
シルヴァ:「大した世話した覚えもないけどねえ……」
ヴァイス:「あはは、世話してる人間とされてる人間の認識って、大きくズレるものなんですよ、きっと」
シルヴァ:「そんなもんかねえ……。――今回も、御両親に会いにいく暇はなかったのかい?」
ヴァイス:「……仕事、ですから、ね……そうそう、私用に時間を割くわけにもいかないんです。……親不孝だってのは分かってるんですけど、ね……」
シルヴァ:「おっ死んじまう前に、会いにいっておやりよ。ふぁっはっは」
ヴァイス:「はは、そうですね、いずれ長期休暇をぶんどってみますよ」
シルヴァ:「ま、しっかりやるんだよ」
GM:次はどうしよう。別に全部を回る必要はないんだけど。
ヴァイス:だよね。――お土産をもらいそうなとこ……後は、医者と酒場、かな……?
GM:モッカシンのとこか。

ヴァイス:灼熱のヒーラービートとかいう薬師新聞でも持っていくか。
GM:どんな新聞やねん。
ヴァイス:さあ? きっと、モッカシン好みの新聞なんだろうけど。
GM:そんなピンポイントな新聞って一体……。
ヴァイス:自費発行だったりな。モッカシンの兄弟子とかが出してるんだよ、きっと。
モッカシン=D=モッカシン:「Yo! ヴァイスじゃん、今帰ったのか?」
ヴァイス:「あ、あはは、はい、ついさっき戻りました。で、これが新しいヒーラービートです」
モッカシン:「オゥケイ! それじゃあ、一緒に、チェケラッ!!」
ヴァイス:「ちぇけらっちょ〜じゃなくてっ、ぼ、僕まだ挨拶回りをしないといけないので……(逃げの体勢)」
モッカシン:「そいつは残念、もうすぐシュリも来るのにYo!」
ヴァイス:「なら、一層さっさとおいとまさせていただきます」
GM:では君はすたこらと診療所を後にした、と。
ヴァイス:うむ。後は酒場に珍しいお酒を届けて……
GM:スティールさんだね。
ヴァイス:うん、それで、神社にお神酒を奉納して、一通り終わり、かな。
GM:……酒ばっかりやん。
ヴァイス:……まずい?(笑) ちょっと、酒場はしょーがないとして。
GM:だってほとんどみんなお酒やん、お土産。モッカシンにも消毒用アルコールとか持っていってたりしてね。
ヴァイス:ああ、ありえる……。じゃあ、ちょっとひねろう。考えてみれば、酒場はこないだ大量にお酒を仕入れてるし。
GM:整髪剤とかどう?
ヴァイス:ああ、おしゃれな人だし。整髪料とコロンがいいかな。
GM:ではそういうことにして……残るはスノウかなあ?(ニヤリ)
ヴァイス:そこまでいっきに省くのか。
GM:神社、いく?
ヴァイス:うむ。

GM:トキオさんが境内の掃除をしている。基本だね。
ヴァイス:クロヌシの奥さんだね。
トキオ=オオトモ:「あら、倍酢さん」
ヴァイス:……なんてすっぱそうな名前なんだ……。
トキオ:「荷物かかえて、どうなさったんです?」
ヴァイス:「あ、え、え〜っと……出張から今戻りまして……首都のほうから、奉納のためのお神酒と御札を預かってきまして」
トキオ:「ああ、出張だったんですか。お忙しいんですねぇ」
ヴァイス:「あ、いえ、これも仕事のうちですから。いい加減、もう慣れましたしね」
トキオ:「そうですか……。はあ……うちの人も、たまには帰ってくればいいんだけど。もう20年以上帰ってないんですよ」
ヴァイス:「あう……そ、そうですか……その、お気を落とされないでください(あせあせ)」
トキオ:「ええ、息子も旅に出たキリですけど……私元気ですから」
ヴァイス:「そうですね、トキオさんがお元気なら、戻ってくる場所があるってことですしね」
トキオ:「あなたのいう通りだわ。病気がちだけど、がんばらないとね」
ヴァイス:「はい、でも無理はしないでくださいね? きつい時はいつでも頼ってください。きっと、街の人みんなが助けてくれます」
トキオ:「ええ。(目を細めて)本当にいい街ね、ここは……」
ヴァイス:「ええ(うなずく)。だから、僕達自警団もしっかりしないと」
トキオ:「よろしくお願いしますね。――あ、おせんべい食べます? よかったら持っていってくださいな」
ヴァイス:「あ、ありがとうございます、ありがたくいただきます。……多分、大半はシアが食べるんでしょうけど」
GM:いつの間にかシアが食いしん坊にされてしまっている(笑)。
ヴァイス:だって、いきなりハムの人だしさ。
GM:大食いとか食いしん坊っていう設定はなかったんだが……。まあいいか。


