GM:「着いた所は―――なんと某魔法アカデミーだったりする」
ゼナ:「ここは……父さんの学校じゃないか……」
サリース:「え、そうなの?」
ユンケ:(警備員とドタバタやってる)
ゼナ:「ユンケ、おいでおいで」
ユンケ:(ぴょんぴょん跳ねてくる)
サリース:「すっかり愛玩動物ね……」
ゼナ:「中に……入れるよね?」
GM/警備員:(ゼナに気づいて)「『どうされました、ゼナ坊ちゃま』」
ゼナ:「え、えーと……調べたい本があるんだ。中に入れてもらえないかな」
GM/警備員:「『お友達の方も――ですか?』」
ゼナ:「う、うん」
GM/警備員:「『では一人若いのを護衛につけますんで、ちょっとお待ちを』」
ゼナ:「うん。ありがとう」
GM:「んで、奥の方からちょっとカッコイイ若い男が出てくる」
GM/警備員:「『じゃあこいつについて行ってください。図書室まで案内させますんで』」
かつーん、かつーん、かつーん。懐中電灯の光を頼りに、暗い廊下を進んでいく。
ユンケ・ガンバ:「「お宝がいっぱい〜」」(走りだそうとする)
ゼナ:「押さえとくよ、それは」
リューセ:「警備員さん、頃合いを見てふんじばるんですかぁ?」
ゼナ:「もういいと思うよ。やっちゃってください」
リューセ:「はあ」
サリース:(目を輝かせて)「ヤっちゃっていいの?」
GM:「『やっちゃう』のイミが違うって(笑)」
ゼナ:「別にそれでもいいけどっ(笑)」
サリース:「フッ、ゼナも大人になったわねぇ」
などと言ってるうちに、結局何もないまま図書室へ到着。
GM/警備員:「『私はここで待っていますんで、本を探してきてください』」
リューセ:「そういえば……ランディってどうやってこの中に入ったの?」
GM:「さあ?」
ゼナ:「そのくらいユンケに聞いてもいいよね。どうだったの?」
GM:「正面から堂々と入っていったらしいよ」
サリース:「そうなの? じゃあこの人に聞いてみようか。『そういえば……さっき誰かここに来ませんでした?』」
GM/警備員:「『いいえ。存じませんが』」(ぢつはウソである。ゼナの父親に口止めされているのだ)
リューセ:「あそっか、この人奥にいたから知らないんだ」
ゼナ:「じゃあ何とか自分たちで探し出すしかないね」
てことで、まずは邪魔な警備員をどーにかすることに……。
サリース:(恥ずかしそうにもじもじしながら)「あ、あの……お手洗い……どこですか?」
GM/警備員:「『まっすぐ行って、突き当たりを右です』」
サリース(潤んだ瞳で見上げて)「心細いんで……一緒に行っていただけませんか?」
ゼナ:「おああああ……」(背筋に悪寒が走ってる)
リューセ:「ダメよぅ、そんなんじゃあ」
サリース:「そう? こうやってハートをぐっとわしづかみにするのよ!」
アルバス:「釘バットを持って一本足打法。『ひとりで行ってこーい!』」
ゼナ:「ごめん、今『いっぽんだしあほう』に聞こえた(笑)」
アルバス:「どんなだしやねーん!」
GM:「どんなあほうやねーん!」
ユンケ・ガンバ:「「分かった! 一本出してる阿呆なんだ!」」
一同:(爆笑)
GM/警備員:「『ゼナ様、すみませんがここで待っててくださいね』 ――てことでサリースと共にトイレへ行くぞ」
アルバス:「で、しばらくしてから悲鳴が聞こえてくるのな」
GM/警備員「『あぁ――れぇぇ――』」
一同:「男の方かー!(笑)」
ゼナ:「よし、ナイス!」
リューセ:「連れ込んじゃったの?」
サリース:「うん」
リューセ:「何してるの?」
サリース:「ナニ」
リューセ:「…………。うわーい、今のうちだ〜」
ゼナ:「さ、ランディを探そうか」
リューセ:「さっきの警備員のおじさんに聞きにいこうか?」
ゼナ:「聞きにいくの? 正面から入ったってことは、ここの人たちとはつるんでるんじゃないかぁ。警戒されるのはまずいと思うけど?」
サリース:「リューセなら警戒されないんじゃない? 雰囲気が雰囲気だから」
アルバス:「一番警戒されないのはユンケとガンバだと思うぞ(笑)」
ゼナ:「でもそれじゃ意思の疎通ができない(笑)」
GM:「で、どうするのかな?」
リューセ:「明かりのついてる部屋を探そう。サリースはその間トイレでよろしくやっといて」
リューセ、ゼナ、ユンケとガンバは2階へ。
GM:「明かりのついた部屋はないみたいだね」
ゼナ:「なら3階に行きましょう」
GM:「3階廊下。全員、『心回避』で判定するのだぁ!」
リューセがクリティカルで成功! ……残りは失敗。
GM:「壁からレーザーが飛んでくる。ダメージ食らっといてね」
ゼナ:「わわわっ!」
アルバス:「知っとけ、理事長の息子」
ゼナ:「学校には来ないもん……」
GM:「で、壁をよく見ると、『気をつけよう。暗い夜道と曲がり角』、と書いてある」
リューセ:「ゼナのお父さんって……絶対何か間違ってると思う」

ゼナ:「12階!? このビルってそんなに高いの?」
GM:「1階が受付と事務室。2階から12階までが教室になってる。んで、13階、14階が魔法の実戦トレーニング室」
ゼナ:「トレーニング室にも明かりはついてない?」
GM:「ついてないね」
リューセ:「いないみたいですね。帰りましょうか」
ゼナ:「まだ上があるんでしょ?」
GM:「あるよ。15階が職員室」
ユンケ・ガンバ:(職員室→金庫→お宝)「「クルックー♪(嬉)」」
ゼナ:「盗んじゃダメだってば!」
一方、サリースは――
サリース:「ふう♪」
アルバス:「もう終わったのか。早いな」
サリース:「ま、あたしのテクニックを持ってすれば――ね」
GM:「んで、トイレから出ようとすると、だ。『心回避』値で判定して」
サリース:(コロコロ)「しっぱーい」
GM:「レーザーが飛んでくるよ。(コロコロ)ダメージは11点」
サリース:「い、痛いかも」
GM:「で、壁に、『どんな時でも油断大敵』、と書いてある」
ユンケ・ガンバ:「「そういう学校なのね」」
リューセ:「これはもう理事長の息子に八つ当たりするしかないね」
サリース:「ふっふっふっ、ゼナ、覚悟してなさい。3日3晩寝かせないわよ……」
階段(15階→16階)――
ゼナ:「な、なんか悪寒が……」
GM:(さて、と。そろそろアルバスを合流させないとな……。特殊能力を発動させてやろ) 「さて、階段を上ってると、突然空中からアルバスが姿を現す。んで、ゼナの上にどすん!」
リューセ:「なっっ、なにっ!? なんでここに!?」
アルバス:「さあ……」
ゼナ:「さあって……」
GM:「アルバス自身にもなぜかは分からない」
アルバス:「オレが勝手な行動ばかりとるからか? 強引に合流させられてしまったぞ……」
GM:(違うぞ……。違うんだけど…………黙っとこ(笑))
アルバス:「で、姿を現したわけだ。戦闘か?」
一同:「違う違う(笑)」
リューセ:「散歩、ですか?」
アルバス:(肩をすくめて)「多分違うと思うぞ。で、ここはどこだ?」
リューセ:「さあ」
ゼナ:「さあって……。知ってるでしょ!」
リューセ:「えーと、確か15階です」
アルバス:「だから……どこの?」
リューセ:「さあ」
一同:「こらこら」
ゼナ:「まともにしゃべってくれる人がいない……」
アルバス:「すまんが誰か出口を教えてくれないか?」
リューセ:「私、よく分からなくなったんで、一緒に上まで行きましょう」
アルバス:(無言で魔法銃を突きつける)
リューセ:「はあ」
ゼナ:「はあじゃないでしょ! えーと、コインを持ってるランディという男がここに逃げ込んだんです。捕まえればあなたの汚名も晴らせるかもしれませんよ」
アルバス:「どうせオレはこの街を出ていくんだから、関係ないね。いいからさっさと出口を教えてくれ」
ゼナ:「……下に行けば出口はありますけど」
ユンケ・ガンバ:(上を指差して)「「出口は上(笑)」」
アルバス:「ウソつけ。で――個人的に暗いところは苦手なんだ。誰か一人ついて来てくれないか?(笑)」


