ここで時間を少し巻き戻し、話は『アイオーン』サイドへ移る──
GM:「さて、君たちは聖都ヴェルザンディに来ている」
シェオール:「ほう、なぜだ?」
GM:「浮気調査」
シェオール:「なに?」
GM:「──てのは冗談。社長夫人であるニーヴェの護衛だ。ただしニーヴェに気づかれないように」
ビッケ:「それは無理だ……。私が姿を消しても見つかる気がする……」
マフィ:「それにゴーヴァがいたら、秘密も何もないと思う……」
GM:「それもそうか……。じゃあ、秘密じゃなくていいや。護衛ついでに、調べること調べておけとのこと」
シェオール:(要するに浮気調査しろってことだな……)
マフィ:「そういうこと頼むときって、自分がやってること多いんだよね〜」
トパーズ:「社長浮気疑惑かァ……。さすが8歳、よく知ってるね」
GM:「てなワケで、テーレの大神殿までついて来たのだが──」
ニーヴェ:「これからちょっとプライベートな用事があるので、3時間ぐらいしてから、もう一度ここに来てもらえない?」
GM:「──とのこと」
シェオール:「怪しい……」
ビッケ:「だが下手に尾行しても、ばれる気がするぞ」
ニーヴェ:「支部に戻って、お茶でもしばいてて」
シェオール:「しかし、我々も仕事ですから……」
トパーズ:「ニーヴェさんて、強いの?」
マフィ:「どうなんだろ……。妹は強いよォ」
GM:「アルバスより強い。戦ったら妹が勝つね」
ニーヴェ:「お願いね」(にっこり笑う)
マフィ:(にっこり笑い返す)
トパーズ:「分かりました。……でも待ってる間、どうしていようとあたしたちの自由ですよね?」
シェオール:「なるほど、その手があったか。でかしたトパーズ」
トパーズ:「散歩してようと何してようとOKということで」
シェオール:「後は空を飛べる奴がいれば……」
カー:「カー!」
シェオール:「……いるな……」
トパーズ:「では、3時間後にここで、よろしいですね?」
ニーヴェ:「ええ、そのくらいになると思います」
ゴーヴァ:『3時間か……。それだけあれば十分だな……』
カー:「同じこと考えてるカウ」
トパーズ:「何が十分なのかな?(笑)」
ゴーヴァ:「ギ……。ギ……?」(首をかしげてごまかす)
カー:「じゃあ、この通信機を持っていってほしいカウ。何かあったらこれに連絡するということで」
ニーヴェ:「分かりました」
つるん ガシャ……
ニーヴェ:「あら、大変……」
カー:「そーまでしてイヤがるカウか?」
シェオール:「うーーーん……」
てーことで、ニーヴェとイリスはてくてくと大神殿の外へ。
このとき、ちょうど神殿にやってきたアルバスたちと遭遇したワケなのである。
シェオール:「さて、暇になったから散歩にでも行くか(笑)」
トパーズ:「あたしも〜」
マフィ:「いってらっしゃーい☆」
トパーズ:「マフィは来ないの?」
マフィ:「あの人には逆らわない方がいいって、アルバス兄ちゃんが」
シェオール:「それは……非常によく分かっているんだがな……」
ビッケ:「しかしなんだ、アルバスはマフィにだけはよくしゃべっていたんだな(笑)」
トパーズ:「きっとどこかで何かが一致してるんだよ」
ゴーヴァ:『このへんだな』(プレイヤーを指差す)
GM:「で、結局どうするのかな?」
トパーズ&シェオール:「「散歩」」
GM:(こっそりついて行くんじゃなかったのか……)
ゴーヴァ&カー:『「部屋で茶をしばく」』
トパーズ:「ロボットとよく分からない生き物が(笑)」
ゴーヴァ:『しかも正座で』
GM:(カーが監視についたワケでもないと……)
マフィ:「お昼寝」
ビッケ:「イリスの影に潜り込む」
シェオール:「いきなり剣とか刺されても知らないぞ」
ビッケ:「どうせ痛くも痒くもないしな。ばれることを承知でついて行こう」
GM:(ビッケがついて来るか……。ジャマだな(笑))
それからしばらくして──
GM:「散歩してる人。大神殿の裏に、怪しげな黒服の男2人組がいる」
トパーズ:「しばらく様子見とく」
GM:「片方がきょろきょろと辺りを見渡して、君たちが見てるのに気づいて、そそくさと去って行こうとしてる」
トパーズ:「ごまかしてるのね」
GM:「ちょっと歩いて、止まって、チラッとこっちを見てたり……」
トパーズ:(ツカツカと近づいて)「君たち所属は?」
シェオール:(2人なら殺れないこともないな、とか考えながら)「ストレートだな、お前は……」
GM/黒服の男:「『我々は……散歩しているだけだ』」
シェオール:「男2人で散歩とは、寂しいな」
GM/黒服の男:「『うるさいぞ、このバカップルが』」
トパーズ:「カップルじゃないもーん。だからこんなこともできます」
ぺしぺしべしッ!
シェオール:「……なんで俺がビンタされにゃいかんのだ……?」
トパーズ:「カップルじゃない証明」(キッパリ)
GM/黒服の男:「『イチャつくなら別の場所に行け』」
トパーズ:「別にイチャついてるわけじゃないもーん」
マフィ:(ボソッと)「お前らもイチャつくならよそでやれ」
トパーズ:「そっか! だから挙動不審に見えたのね?」(←納得するなよ)
GM:「裏口の門番が、うさん臭そうに見てるぞ(笑)」
トパーズ:「あたしたちは、ちょっとパトロールしてるだけよ」
GM:「と──どこから来たのか、いつの間にか4人に増えた黒服が、君たちをぐるっと囲む」
トパーズ:「門番さーん。不審人物ですよー。門番さーん」
シェオール:(何も言わず、ガンを飛ばしてる)
GM:「トパーズに呼ばれて、のこのことやってきた門番を、黒服の男がサクッと──」
シェオール:「こんな人目につくところで刺しやがった!」
GM:「ふっふっふっ」
シェオール:「トパーズ、通信機でみんなに連絡」
トパーズ:「はーい」
マフィ:「でも、そっちまで行くのに何ターンかかるか分からないよ?」
シェオール:「神殿内に警戒態勢をひければそれでいい」


