ACT8.0[越境]03

GM:では2日目であります。──リトナは猫判定しておいてね。

リトナ:(コロコロ)普通に成功。……つまらん。

ラグランジェ:「見張り、今日も同じ組み合わせなんですか〜?(涙)」

アリア:「??? 何かイヤなことでもあったの?(笑)」

ヴァンダイク:だんだん薄着になっていくか。暑いし。

ビオ:暑いしな。服を脱いで密着か。ツライな、ラグランジェ。

ヴァンダイク:いやいやいや、だんだん服の生地が薄くなっていくのだよ。

GM:中年男のシースルーなんてイヤだぞー。
 

 そんなこんなで、今日も見張りである。
 

リトナ:オレ、見張り台のところでうとうとしておこう。

ラグランジェ:「はあ……(ため息)」
 

 夕方──

GM:リトナ、視覚判定してくれる?

リトナ:(コロコロ)普通に成功。

GM:日が傾いてきた砂漠の地平線に、ゆらゆらと揺れる影。軍隊――騎兵と歩兵が進軍してくるのがうっすらと見える。

リトナ:来たか。それは報告しないといけないな。……どこにいけばいい?

GM:砦の隊長のところに報告にいけば問題ないだろう。

リトナ:ではそこに。「敵の大軍が来られましたぞ!」

国境軍隊長:「む、報告御苦労であります!」

リトナ:「じゃ!」

ビオ:逃げるのか〜。

ヴァンダイク:「オレは猫だニャー」と猫のフリをして。

GM:砦の中はバタバタと慌ただしくなってくるよ。みんなはどうされましょうや?

ヴァンダイク:砦の上のはしっこで、『タイタニック』ごっこ。

アリア:……誰と?

ヴァンダイク:なぜ「誰と」と聞く必要がある(笑)。

アリア:……フフフ、それもそうね。

ヴァンダイク:もうすぐこの砦は沈むしのう。

リトナ:沈むのか。

ヴァンダイク:そしてラグランジェだけ助かる。

GM:そして別のホモと結婚する、と。

リトナ:黒炎と結婚。そして何十年かしてからここに戻ってきてペンダントを落として、その後死んだかどうか物議を醸し出すんだね。

アリア:「あたしたちはどうしたら?」

国境軍隊長:「遊撃隊として敵を迎え撃ってください」

アリア:「……マジっスか」

国境軍隊長:「マジです。やっちゃってください」

アリア:「……食料のためにがんばろっか」

ビオ:「いよぉぉぉぉし、まかせておけぇ!」

キュア:「……ビオさんやる気満々……」

アリア:……扱い簡単だなぁ。

ビオ:「首ひとつにつき食料1日分だ」

アリア:「ん。で、ドモ用の身体持ってきたら食料3日分ね」

ビオ:「よしよし。……いや、3人殺した方が早いか?」

GM:こういうときだけ頭が回るんだね(苦笑)。

アリア:「じゃあレプス04小隊、遊撃隊として出撃しますッ!」

GM:敵は200人ぐらいだ。

ビオ:こっちは?

GM:君たち5人。

キュア:マジッ!?

GM:冗談です。(コロコロ)こっちは戦えるのは60人か。

兵士:「我々は籠城してますので遊撃の方お願いします!」

キュア:「ちょっとぉ!」

ドモ・ルール:だが……あと1日ちょっとで援軍が来るなら、そりゃ籠城だろうよ。

リトナ:確かに。いきなり遊撃することはないよね。──まず長射程で釘付けにして、敵の前の部分が壊滅しかけたところで門を開いて討ってでて、壊滅的ダメージを与えてすばやく引く。

アリア&ビオ:いいね〜。

リトナ:これぞヒット&ゴー……違う、ヒット&アウェイ。

アリア:ヒット&ゴーしちゃダメだって。

ドモ・ルール:援軍は何人ぐらい来るんだ?

GM:さあ、詳しくは分からない。

アリア:援軍って言うぐらいなんだから、10人20人じゃないでしょ?

GM:レプス第82小隊参上!

一同:いらねーッッ!!!

ビオ:前回のダメ野郎たち(17小隊)よりはるかに弱そうだ。

リトナ:本物のハムスターとかだったりして。

GM:人ですらないのか……。

リトナ:──しかし籠城とは何年ぶりであろうか。かつて忍城で三成の軍勢を追い返して以来籠城とは縁がなかったからな……。

キュア:どこの世界の人よ、アンタは。

リトナ:戦のやり方も変わったもんじゃ……。──まずは門を固めぃ!

GM:──で、結局遊撃には出ないで籠城するの?

リトナ:最初はね。

ビオ:「よっしゃいくぜぇぇッ! どぉうりゃー!」(塀から飛び降りる)

キュア:ビオさんがひとりで敵陣の中に〜!

ビオ:「め、し〜!」
 

 攻める<連合国軍>守る<帝国軍>──最初の激突で<連合国軍>が38名、<帝国軍>が10名の負傷者・戦死者を出した。
 

アリア:割合的にはそんなもんかな?

GM:これで、残り約160対50ってとこだね。……ビオさん、何人倒したか決めるから、サイコロ1個振って。

ビオ:(コロコロ)10(最高値)

一同:おおお〜!

キュア:38人中10人て……ビオさんスゴイ……。

GM:ではビオさん以外視覚判定。遠くに何が見えるかな?

リトナ:(コロコロ)失敗。近くの兵の動きしか見てなかったようだ。

アリア:(コロコロ)成功してるけど……何が見えるの?

GM:地平線のところに更なる敵の援軍が。その数約300。

アリア:ヤバイ……かな。

GM:ここで成功した人だけ『知識』系で判定。修正はマイナス20。

ヴァンダイク:(コロコロ)成功している。

キュア:(コロコロ)ギリギリ成功。

GM:ではまずヴァンダイク。今戦ってたのは<夕闇のメネトゥ>の軍隊だったんだけど、援軍に来てるのは<黎明のヴィエイユ>の軍隊だ。そしてキュア、君は<ヴィエイユ軍>に見覚えがある気がする。懐かしいかんじ、だね。

キュア:あらぁ……?

ヴァンダイク:どの位でここまでたどりつきそうなのだ?

アリア:んー……一時間ぐらい?

リトナ:砂漠だろ? もっと早いんじゃ?

アリア:「隊長、ヤバイです」

国境軍隊長:「うーむ……援軍がたどりつくのが先か、向こうが合流するのが先か……微妙だ」

アリア&リトナ:「いや、絶対向こうが早いって」

アリア:「何か……策を練らないといけないかも……」

GM:そうこうしてるうちに<ヴィエイユ軍>が<メネトゥ軍>に合流したよ。
 

 そして……日が暮れた。

リトナ:「こちらが籠城する側だから……よほどのことがない限りモチベーションが下がることはないね」

アリア:「うん。そしてモラル(戦意)を維持するのが大切」

リトナ:「食料はある。援軍も明日には来る」

ビオ:「でも何かしたいよな……」

リトナ:「夜襲するか」

アリア:「いいかも。……夜襲は、少数であるほどいいよね?」

リトナ:「そうだな。オレたち5人と……あと5〜10人いれば」

ヴァンダイク:(地図を見て)「敵の援軍は<ヴィエイユ軍>だったな。自国から<メネトゥ>を横断するような形でここに来たなら、食料は残りわずかであろうな」

リトナ:「そこを狙っていくか。──じゃあ、食糧庫に火を放つということで」

ビオ:「いやいやいや」

リトナ:「ん?」

ビオ:「食う」

リトナ:(笑って)「ビオさんをひとり置いてくるか。火を放つより確実かも」

キュア:「ついでに30人ぐらい殺して帰ってくるかもしれないし」

GM:朝日を背に、かっこよく帰ってくるんだね。かっこいいぜビオさ〜ん!

リトナ:「どのくらいつぶしてきた?」「全部食った!」(一同大笑い)

ドモ・ルール:敵側には暗視できるヤツがいるんじゃないか?

キュア:(私にそれを聞けと?)「夜襲はいいが、敵側には暗視できるヤツがいるんじゃないか?」

リトナ:「いるだろうが、全員じゃないだろ? 昼いけば全員が敵だけど、夜いけば暗視できるヤツだけが敵だ」

アリア:「うんうん。混乱させて、モラルを下げるのが目的だし」

リトナ:モラル?

アリア:モラルは戦意のこと。インモラルとかのモラルじゃないよ?

リトナ:そうなんだ。和風だから、それは知らなかった。

アリア:「陽動とかいる?」

リトナ:「いらない。一気に突っ込んで火を放つ。そしてほどよく焼けたところにビオさんを投入」

アリア:「──この作戦で、根本的に間違ってるところある?」

リトナ:「あるぞ。……燃えさかる食糧庫に味方を突撃させるところ(笑)」

ヴァンダイク:だがビオは火に強いし。

GM:食糧が焦げてしまうことが問題。

リトナ:ん? そうするとビオさんが歌いながら突っ込んでいくことになるから、敵に見つかってしまうぞ。

ビオ:(歌わないと火が吐けないという設定は)まだ生きてたのか。

GM:それだったらひとりで突っ込んでいきゃいいじゃんねえ(笑)。

ヴァンダイク:しかも『ビューテフルサンデー』を歌いながら。

キュア:「作戦をまとめると……闇に乗じて接近し、食糧庫に火を放つ。混乱に紛れて殺れるだけ殺って、すばやく逃げてくる」

リトナ:「そんなとこだな」

GM:──ではこちらからも兵士を8人出そう。

アリア:「よ〜し、レプス04小隊夜襲しまーす! 帰ってくる扉開けといてね〜」



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